表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イルミナティカード  作者: nagisariku
第6章 未来の秘密
40/40

第39話 強い心の血(最終編1)

楓の声が僕の頭の中でこだまする。

いつも元気で、俺にべったりな楓。でも、その楓はもういない。

僕が...殺してしまったようなものだ!


朱鷺「春...大丈夫なの?もう数日部屋から出てないって言ってたけど」


そうか...もう3日も経ったのか。


朱鷺「春、あのね。あなたのポストにまたこれが入ってたの」


朱鷺の言葉を聞いて僕はすぐに部屋から出た。

それは...イルミナティカードがいつも入っていた封筒だった。


春「春様...そして、他の人達へ。もう時間はありせん。明日、イルミナティホテル地下15階に来てください。生き方はもう1つの紙に書かれております」


春が朗読した。そして、それは最後の招待状だった。


美咲「準備はいい?」


朱鷺「いいわ」


優也「大丈夫です」


美羽「...うん、いいよ」


春「...『俺が』楓の仇を討つ」


朱鷺の目には春が違う人物に見えた。

いや、違う人っていうよりも、別の人格のような...


春「春俺はもう...楓を‘2回も’失いたくないんだ」

...2回って...何のことだよ!

‘俺’は何故自問自答しているんだ。

俺の記憶は...どうなっているんだよ!


そして、春達5人はイルミナティホテル地下15階へ行った。

そこはとても広いホールと言えば適切なのかわからないが、広い部屋だった。

そして、部屋の中央には謎の機械が置いてあった。

その機械は焼却炉のような穴があり、その機械の少し横にゲームセンターにあるようなカードゲームの、カードが出る入り口があった。


安藤「よく来てもらった。今から君たちに、話があるんだ」


春「安藤...お前を許さない!」


安藤「待って待って、それだと少し前の君みたいな状態になってるよ」


春「少し前...どういうことだ」


安藤「えーっとね、君が2人のうちどちらか選んだ時のことじゃない。まあ、あの時は傑作だったよ。まさか、じゃんけんで決めるなんて言い出した時は。やっぱり君に期待した僕たちがダメだった。やっぱり、この地球の未来を君たちに少年に任すなんてやらなければよかった」


あいつは何を言っている。

俺と安藤は前から会っている?

地球の未来?

どういうことだよ


安藤「えーっとね、君たちに言っておくけどさ、この地球はあと1週間で滅びる」


朱鷺「えっ?」


春「はっ?」


優也「い、今なんて?」


朱鷺と春と優也は驚き、美咲と美羽は知っていたためあまり驚くことはなかった。


安藤「あ、美咲と美羽は如月から聞いたのか」


そういうと、隣の部屋から安藤は1人の男を連れ出した。

その男は縛られており、何も抵抗できない状態だった


美咲、美羽「安藤さん⁉︎」


安藤「君たちに、まずはイルミナティカードの性質を知ってもらうよ」


そう言った瞬間、安藤は如月をさっきの機械の入り口に放り込んだ。

そうして、安藤は機械を少しボタンで操作すると、数分後イルミナティカードが出て来た。


春「おい...今何をした!」


安藤「イルミナティカードはね、人間の心が強い人の血で出来るんだよ。だから、俺たちは春をターゲットとしてこれまで強くさせて来た」


春「何だよそれ...」


安藤「じゃあ、次に君の性格が少しずつ変わっていることを話そうか」


もう直ぐ終わります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ