表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イルミナティカード  作者: nagisariku
第5章 代償の日記
24/40

第23話 日記 (日記編1)

今回から夏休み編です

僕は夏休みに日記をつける事にした

楓はそんなの続かないよ?と言っていたが、今回はちゃんとやるつもりだ。


そしてこれが後に大変な事になると春は考えてはいなかった


1日目 天気は晴れ


僕は今日から夏休みだ

高校2年生だから勉強が忙しいが、充実な夏休みにしたいと思っている。

明日は凪沙と里矢とで海に行くので楽しみだ。


春『今日はこんなものでいいかな。なんか、小学生見たいな日記だな...まあ、いいか!』



2日目 天気は晴れ


今日は海に行った

凪沙が溺れてしまい、それを助けようとした里矢も一緒に溺れてしまった。

2人は今死の間際にいるらしい...



春は朝から寝ぼけてるのかと思った。

なぜ、書いていない日記が書かれているのか


春『なんだよこれ...どうして!』


不安になりながらも海に行った



里矢『ついたぁぁぁあ!』


春『...』


凪沙『暑いわね!』


里矢『春元気ないぞ?酔ったか?』


春『あ、あのさ...やっぱり海行くのやめない?』


凪沙『もう着いてるわよ』


里矢『そうだぞ、お前泳げるんだろ?凪沙じゃないんだし』


凪沙『う、うるさい!』


春『そうだ、凪沙は...泳げないんだ』


春は小声でそう言った。

2人には聞こえていなかったらしい


里矢『俺たち先に行ってるからな、酔いが覚めたらこいよ!』


凪沙『ちゃんと来てよね!』


里矢『凪沙、泳げないんだから深いところ行くなよ!』


凪沙『うるさいわね!』



春『2人は...あんなに元気なのに溺れるのか』


春は考えた。

日記に書いてある字は自分の字だ。

だから、春が書いたものであっている。

なら、なぜ書いているのか

春『寝ぼけてたのかな...』


それともーーー


海の方から叫び声が聞こえた


春『え、何⁉︎』


人々の声で少し聞こえた


『女の子が奥まで流されたらしいぜ』


『それを助けようと男の人も溺れたんだって』


『救急車!』


まさか...凪沙と里矢が?


春の頭に日記の文字だけが出てきた


春『まさか...本当に...』



2人は意識不明だそうだ


春『なんで...日記の通りに...イルミナティカードの代わりなのか?』


次は何が起きるかわからない。その恐怖に春は怯えていた



楓『春兄おかえり、どうだったの...?』


春『意識不明だそうだ...』


楓『ご飯...どうする?』


春『今日はいらない...』


僕は自室に戻って日記を書いていた。


2日目 晴れ


今日は海に行った

凪沙が溺れてしまい、それを助けようとした里矢も一緒に溺れてしまった。

2人は今死の間際にいるらしい...



春『この日記について調べないと...』


一晩がたった

春は寝ずに考えていた


春『この日記ってどこにあったっけ...』


春は日記をどこから入手したか覚えていなかった。



楓『春兄、朝ごはんだよ!』


僕の部屋の扉を開けて、彼女はそう言った


春『...楓か、わかったよ』


春の机の上の日記は今日の予定が描かれていた。


3日目 雨


今日は...美咲さんが死んだ

明日から僕はどうすればいいんだろう



春『美咲って...ああ、なんだろうこの違和感...何が か変なことが...』



少しずつ春の様子が...

未来が描かれている日記の正体は?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ