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イルミナティカード  作者: nagisariku
第4章 三枝家と八坂家
23/40

第22話 無効 (三枝家編final)

今回で早崎との対決が終わりです

痛い...こんなにも痛いことはなかった

血は大量に出て、生きてるのが奇跡みたいだ


楓『春兄...』


楓の泣き声が聞こえた


美咲『あなた、いい加減にしなさい!どうしてこんなことするのよ!』


美咲さんの嘆きが聞こえた


早崎『うるせえ!俺の勝手だろ!』


僕のためにみんなは静止している

僕のためにみんなは何もできない


春『みんな...僕のことはもういいよ。逃げてくれ...』


僕が言えるのはこれくらいだった


美羽『そんなの無理です!』


優也『ちゃんとみんなで帰りましょう!』


朱鷺『貴方は...守る』


僕はこんなにも人に愛されている。

それだけが知れてもう幸せだ

みんなを助けれるなら、もう...


僕は一つの無謀な事を考えた



早崎『警察の音がする...誰だ!呼んだの!』


美咲『しらないわよ』


早崎『ペナルティだ。こいつの腹をもう一回刺す』


好機だ

今が倒すチャンスだ


楓『やめて!おねがい!』


早崎『うるせえ!』


こう言って彼は包丁を振りかざした。



春以外の全ての人は目の前の光景に度肝を抜かれた。

そして、いつの間にか早崎が倒れていた。


美咲『えっ...春⁉︎』


春は《自分から》包丁に刺さりに行き、そのまま驚いていた早崎をどうにか振りはらい、カウンターをした。


そして春は美咲に合図を送っていた

『銃を撃て!』


早崎『足が...いてえ!』


美咲『この銃は殺傷能力まではないけど、少しの間動きを止めるくらいはできるわよ』


美咲はそう言って嬉しさに浸っていたが


美咲『って、春大丈夫なの⁉︎』


彼は見るに耐えないほどの傷を負っていて、血が大量に流れていた


春『痛みはありすぎると感覚なくなるから、それを狙った作戦だった。痛みの無効ってやつかな...』



楓『今日で退院だね!』


それから2ヶ月後に春は退院した。

包丁は小さかったため、そこまで重症にならなかったが、一応入院することにした。

早崎はあれから再逮捕された

誰によってあんな事をしたのかはまだ分かっていない


春『よし、完全復活だ!』


春はあれから1つだけおかしい所があったのに気付いた。

ポケットに入れていた朱鷺宛のイルミナティカードがなくなっていたことだ。


春『前にもあったような気がするけどなぁ...』


春は結局無くしたと結論に出た



里矢『お、今日退院だったのか』


那月『あんたが入院するとは思わなかったわ』


春『心配かけたね』


那月『別に心配はしてないわよ』


里矢『お前の退院のタイミングよすぎだよ』


那月『そうね』


2人がこう言っていた理由は...


そう、明日から夏休みだからだ!

そこまで三枝家の事について掘り下げられなかったので、また三枝家編やるかもしれないです。

次からは夏休みに入ります。

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