第2話たった一人の家族
第1話を見ていただきありがとうございます。
相変わらずへたくそですが、引き続きお願いします。
楓「やばい、朝練遅刻しちゃった~」
でも、なんでみんないないんだろう
橘「楓、遅かったな」
楓「すみません、朝少し忙しくて」
橘「まあ、それはいいとして、ちょっとついてきてくれ」
楓「はい!」
あれ・・・私・・・頭が・・・
???「作戦成功だ」
那月「あんた、楓ちゃんになにしてんのよ」
あれ・・・那月の声・・・どうして
里矢「あんた、ナイフおいて楓ちゃんから離れな」
里矢さんの声まで・・・
春「よかった、まだなんともなくて」
春兄?
そして、私はやっと目を覚ますことができた
楓「あれ?なんで手と足縛られてるの?」
男「ちっ、うおおおお」
春「楓、無事でよかった」
楓「春兄、危ない!」
春「うああっ」
春兄の背中にナイフが・・・
楓「いやあああ」
那月「あんた、よくも」
里矢「春!今警察と救急車呼ぶからな」
春「なんだこれ・・・僕の血?これ全部」
那月「きゃああ」
春兄だけでなく、那月まで・・・
里矢「お前・・・よくも俺の親友を」
春「里矢・・・大丈夫、だから、楓を・・・」
楓「春兄!?私のことはいいから、早く逃げて!」
男「あとは、里矢お前さえ倒せば、すべて手に入る・・・だから!」
里矢「ちょ、なんで俺の名前を」
里矢「うぐあああ」
楓「里矢さんまで・・・」
里矢「油断した、どうして俺の名前を・・・」
男「やっと手に入る・・・楓を」
楓「いやああ、触らないで」
那月「ダメ、楓を連れて行かないで」
春「・・・はなせよ」
男「な、なんだよお前、また刺されたいのか?次は心臓だぞ」
春「楓を・・・【俺】のたった一人の家族を奪うな」
里矢「春・・?」
楓「だめ、春兄、こっちにきちゃ」
男「武器もないお前が、どうやって、俺に勝つんだよ」
春「武器・・・」
春はそのときポケットからはさみを取り出し、男の目を狙い一刺しした
楓「それは、私のはさみ!どうして」
春「お前の負けだ、すべてを話せ、覆面の橘先生」
橘「知っていたのか・・・すべてを話すよ」
橘先生は数日前に、私を捕まえないと、家族を殺すという封筒が来たらしい。
それは、春兄がきた封筒と同じものだった。
春「そうだったんですか」
那月「でも、私たちが来たのは、脅迫状じゃなくて、絵だったわね」
里矢「とりあえず、応急処置はしたけど、結構いてえ」
春「僕たちのこと、殺そうとは思ってなかったんですね」
橘「仮にも生徒だから・・・お前たちは。すまなかった」
そして、その事件はかいけつしなかった・・・
次の日に、橘一家が全員死亡した
楓「春兄!これって・・・」
春「橘先生・・・」
楓「それとまた・・・」
春「また・・・封筒が・・・」
僕は楓と一緒に封筒の中身を見た。
指令
24時間、見つかったら死亡(自分と親族)または、全員見つけなければ、追跡者が死亡
逃亡者 三枝春、光野美咲、ジョン、向坂俊、向坂昇
追跡者 雙龍概、相場薫、二階堂徹、西山光、田中功、小林修、林裕也、佐藤舞、マイケル
場所 イルミナティホテル
逃亡者には、イルミナティカードを2枚渡します。それを使って、逃げ切ってください。
追跡者には、トレースウォッチを渡します。それを使うと、逃亡者の位置が、5秒間だけわかります
ルール
ここから出たら死亡
殺すのはあり
逃走者は一人でも逃げ切っていれば、クリア
春「なんだよこれ・・・」
楓「春兄・・・いかないでよ!」
春「それはむりだ・・・」
楓「どうして!」
春「だって、裏に2日後、自動的に転送されますって書いてあるし」
楓「そんなぁ・・・」
春「大丈夫、絶対帰ってくるから」
2日後
春「転送された・・・」
場所は広場そして僕一人
真ん中には大きいタイマーがおいてあり、残り時間23:21になっていた
春「もう始まってるってことか」
あと変わったところは僕の腕に腕時計がついている
それには、逃亡者と、追跡者とマップと残り時間がわかる仕様になっていた
それとポケットに、ご利用はお気をつけてと書いてある、封筒が2枚あった。
「みつけた!」
春「やば、逃げないと」
「今行くぜ」
前にも敵がいた
春「囲まれた・・・」
春「相手は、相場薫と西山光か」
薫「私が捕まえます」
光「たのむぞ!」
春「やばい、つかまる・・・」
そのとき、俺の前後にいた二人が倒れた
「簡単につかまりそうになってんじゃないわよ」
春「き、君は誰?」
美咲「私の名前は光野美咲、あなたと同じ逃亡者よ」
春「そ、そうなんだ。ありがとう美咲さん」
美咲「な、なれなれしく、下の名前で呼ばないでよ!」
春「ご、ごめん光野さん」
美咲「し、仕方ないからたすけてあげただけだから、勘違いしないでよ」
春「はいはい」
こうして俺と彼女の出会いが始まった
今回は見ていただきありがとうございます
今回は楓視点が多かったですね。
次回からは、いつもの春視点が多いと思います
感想なども募集しています