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イルミナティカード  作者: nagisariku
第4章 三枝家と八坂家
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第15話 三つ巴 (三枝家編2)

楓の行方は...

春兄が旅館に行った。

また無茶している。

でも私は止めれない。


楓『春兄...絶対に帰ってきてね』


いつものように新聞を取って読みながら部活に行く準備をしていると見たことのある封筒が入っていた。


楓『これって...まさか!』


封筒を開けようとしたら


楓『きゃっ!』


何者かにハンカチを抑えられた


楓『えっ...なに...ねむく...』


いつの間にか眠っていた。




『そういうことだったんだね』


楓『そうなの』


私は相手の人にここに来た理由を言った。

彼も私と同じくこの白くて窓もなく扉もない部屋に閉じ込められた人物だった。


楓『そういえば、あなたの名前...』


優也『僕の名前は八坂優也って言うんだ』


楓『あの、あなたの名前も』


ここにはもう1人人がいる。


美羽『須佐...美羽』


楓『よろしくね、美羽ちゃん』


優也『あのー、美羽さんも僕たちと同じように閉じ込められたんですか?』


美羽『...うん』


楓『食料とか、お手洗いとかどうすればいいんだろう...』


優也『1つ気になるのは、真ん中にある箱ですね』


真ん中にあるのは少し大きい箱だ


楓『開けてみる?』


美羽『あ、あぶないよ...』


優也『大丈夫です、僕がまず開けますから』


楓『結構頼りになるよ』


優也『よく言われます。そのせいで裏があるのじゃないかと姉にまで言われます』


美羽『...そう』


彼は箱の中身を開けた


優也『これって...』


中身は酸素ボンベが2つ入っていた


楓『なにそれ...』


その時警戒音がなった


美羽『な、なに!』


楓『なんか嫌な予感が...』


部屋の天井の穴が開いた。

そして、床の穴が全部開き、そこから水が流れてきた


優也『水!まさか、このための酸素ボンベ⁉︎』


美羽『でも...2つしか』


楓『でも、天井まで25mはあるよ!どうするの!』


優也『2人はつけてください、僕は自力でいきます』


美羽『えっ』


優也『はやく!』


楓『...わかった。』


私と美羽ちゃんは酸素ボンベを付けて、ゆっくり上へと向かった。


優也『うっ...』


彼は慌てず、慎重に酸素を取り込んでいた。


水が部屋全体に入った

その時彼は全速力で泳いでいた。

私達はそれに続くように、上へと向かった




優也『はあはあはあ』


楓『大丈夫!』


美羽『ごめん...』


優也『いいよ、僕運動は得意だから』


私は水で封筒が濡れていた。


楓『あ、この封筒...』


優也『これってなんでしょうか』


私は封筒を開けた


楓『カードが入ってる。これ、私の兄ももらったことがあるの』


優也『ええっ⁉︎そしたら何かわかりますか?』


楓『いや、教えてくれなかったの』


その絵には部屋全体に水がある状態の絵だった


楓『これって...』


美羽『さっきの...状況』


優也『じゃあ、これがあれば次何が来ても分かるってことですね!僕も開けてみます』


彼のカードには全員が倒れ死んでいる絵だった


楓達はなぜ死ぬのか...

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