未知との遭遇?
失踪しなかったシリーズ(ぇ)
ネタが出てこないのでメガテンプレイしてた(
今起こったことをありのままに話そう。
真昼間から部屋の電気を消して惰眠をむさぼっていたら黄色い声(ピンク色の声?)と共に夢魔が飛んできた。
よくあることだといつものように無視していたら、部屋一面がまばゆい閃光に包まれた。
いったい何事かと身を起こすと、部屋の真ん中で光の塊が浮いていた。
「ちょっと……いったい何事よ?」
あ、勢いあまって上に乗っかってた夢魔さんを弾き飛ばしちゃってたみたい。
(中身がアレでも)女性なので罪悪感を感じる。
用心することにこしたことはないと思い、頭元にあったシルバーナイフを手に取る。
(たまの贅沢にと、ステーキを食べた直後に寝ていた。非常に衛生的に悪い。)
夢魔も何かを感じ取ったのか、3者?の間でぴりぴりとした空気が流れる。
緊張を破ったのは光の塊から聞こえたモノラル質の声。
『愚者と悪魔よ。汝ら、悔い改めて裁きを受けよ。』「「はぁ?!」」
ハモった。思わず和んだ。和んでしまった。
直後、質量を持った光の奔流(私の語彙ではこの表現が精一杯)に巻き込まれた。
視界が白く塗りつぶされた。瞳孔が強すぎる光を拒否しているのが理解できるほど目が焼きつく痛みに襲われる。
腕は動く、目を手のひらで庇った。幾分かマシになった。
隣りでは夢魔の悲鳴が聞こえる。声から大体の位置を察し、体で影を作ろうと思い立つ。
が、すぐにやめた。無駄だった。
部屋の壁紙は白一色で、強すぎる光を反射し寸分の影も残さずに光で部屋を埋めている。
『愚者よ。魔と交わり続けるその愚行。悔い改めるまで浄化の光を浴びるがいい。』
・・・・・・・・・なんか言い方がひどい。
「ちょっと待てぇい!確かに俺はこいつが夢魔だと知りつつ仲良くはしてるが決して交わったりはしてない!」
隣りで悲鳴に混じって“そんな……あの情熱的な夜は嘘だったっていうの?”とか聞こえる。余裕だなコイツ。
『愚者よ。汝が愚考を悔い改めるまで光は降り注ぎ、徐々にその身を溶かしていくだろう。』
なんか普通に怖いこと言い出したんだけど。
とはいえ、これだけ喋ってもらえば目は見えずとも。
声で位置が分かる。
声の聞こえる場所へ向かって(衛生上非常によろしくない)シルバーナイフを投げつける。
投げつける、というよりは投射というほうが正しいかもしれない。
間違いなく、この一瞬は殺意を持って行動をした。
「痛っ!」
今までの緊迫した空気とは場違いな声と共に光が消えていく。
目はくらくらしていてほとんど見えないけれど、二つ分かったことがある。
一つ目。夢魔さんはタフだった。既に光の塊“だったもの”に詰め寄ってる。
二つ目。光の塊“だったもの”は白い翼を生やした女の子だった!?
続く!(語らってないから)
続きたくないけど続いてしまった・・・