【0】説明
ブログ掲載中の雑文です。
現在進行中。
言葉選び文章を書く。
何も無いところに何かが出来る。
それが虚構であろうともやがて物語は紡がれて、動き出す。
いずれそれは色を持ち雄弁に語りかけてくる。
それならば僕は閉じた世界を作ろう。
全てが自らに帰結するある種の寓話。
ありがちな教訓も無ければ、華々しいクライマックスも無い。
垂れ流される情報と付随する感情、混沌とした全てが僕を取り巻き埋葬する。
目的の無い思考が駆け回り、飛び跳ねぶつかり合い湾曲する。
たとえリアリティが無いとしても書いてしまえばそれはひとまず体裁をなす。
文字を使って殻を作る。
箱庭を作る。
守るべきものがあるのか正直なところまだ分からない。
それはただの練習であり、試行でしかない。
ままごとのように模倣する。
訓練のように自分の為だけの世界を作る。
プロローグも無ければエピローグもない。
それは時に切り取られた日常だったり、果てのない妄想だったり
僕の中にある全てのものを粘土の様に一度混ぜ合わせ、分解しきり貼りしていこう。
これから僕が書く事は全てがフィクションであると同時に実在しているものでもある。
それはこの世界にあるものを僕というフィルターを通しただけの事柄だ。
所詮、神ではない人間が作り出せるものなの何も無いのだから。
もし求めるものが仮にあるとすればそれは「救い」だろうか。
不足しているものは少しづつ補っていこう。
もちろん可能な限りでの話だけれど。