第17話 美織の母
恋人を家に招いた経験ありますよね?
そんな気持ちを作品にしてみた今回
谷本は初めて女の子の家に行く可愛いストーリーです。
美織と愛は家に帰ると、
母親に谷本が描いた絵を見せた。
愛は嬉しそうに、
「これ描いてくれたー」と、母親に差し出した。
「お礼しなきゃだね、よかったら明日、
ウチに招待してみたら?お母さんも会いたいわ。」
「晩ご飯誘ってみてよ、ご馳走するから」
愛は嬉しそうに
「やったー、お姉ちゃん聞いてみて!」
「うん、聞いてみるね…」
その翌日ゴールデンウィーク最終日、
谷本は美織の家に行くことになった。
夕方、谷本は緊張して美織の家にやってきた。
「いらっしゃい!どうぞ〜」
谷本は親に持たされた、お茶菓子を手に
「おじゃましまーす」と、入って来て、
リビングのソファに座った。
隣りに、愛が座った。
「あ、谷本 寸です。
コチラどうぞ お茶菓子です。」
立ち上がり、お菓子を母親に手渡した。
「ありがとう、寸くんって呼んでいいかしら、
こんなに早く美織が彼氏連れてくるなんて思わなかったわ」
美織が真っ赤な顔で
「いや、、」と言いかけた時
「お姉ちゃんの彼氏じゃないよ!」
愛が大きな声で遮った。
「ごめんねー寸くん」
母親が変なこと言ったと悟って謝った。
谷本は恥ずかしそうに笑っていた。
それから4人で、食事をしながら、
いろいろ話しをした。
「寸くんご兄弟は?」
「ハイ、弟が1人います中3です」
「瑞浪中学校よね?愛も来年から瑞浪中学よね」
愛が頷いた。
「美織とは小学校から同じよね?」
谷本は頷いて
「実は中学の卒業式の日、事故に遭ってしまい、記憶がほとんど無いんです。」
母親は一瞬
美織を見て、「中学の卒業式の日?」
美織は少し首を横に振った、
谷本は「すみません、だから覚えて無くて、」
少し間を開け…
「でも、伊東さんの、、美織さんの名前と顔を覚えていたんです、だから街ですれ違った時に声掛けてしまって、無理なお願いまで、、」
「それから、美織さんに沢山助けてもらいました。」
母親は黙って、美織を見て微笑んだ。
「そうなの、何にも知らなくて、いろいろ聞きすぎちゃってごめんなさいね。」
谷本は首を振って
「イヤ全然大丈夫です、こちらばかり助けてもらってるのに、今日はご馳走になってしまって。」
美織がニッコリして、
「私も愛も、ホントにお世話になってる、
ゴールデンウィークとても楽しかったよ」
愛が
「私なんて絵を描いてもらったし、
とっても楽しいゴールデンウィークだった。」
母親はニッコリして
「ね。ありがとうね〜」
少し涙目になっているのがわかった。
みんなでトランプしたりして、
楽しい時間はあっと言う間に過ぎた。
「そろそろ帰ります。」
と、谷本が立ち上がった。
「そう気をつけて帰ってね。」
母親が嬉しそうに小声で
「今度は美織の絵描いてね。」
谷本は
「ハイ、今描き始めた所なんで、
完成したら持ってきます。」
そう言って、手を振った。
美織がそれを聞いて、嬉しそうに
「徹夜はしなくていいからね。」そう言って、
手を振った。
谷本は恥ずかしそうに頷いた。
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