表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

私は統合失調症です。

突然だが私は統合失調症である。

統合失調症とは精神疾患で人によって症状が大きく異なる。


私の場合、不穏、妄想、幻聴、幻覚である。


更に言うなら幻聴で聞いたことから妄想して想像し、ありえない状態を現実と区別が出来なくなりその妄想を信じて暴れたりするのである。


症状が悪化している間は、現実と妄想の区別がつかないため、酷く精神を消耗し、やがて心が折れることになる。


私の場合、一度折れてしまってからは回復に向かうが、回復するまでは何一つどうでもいい、自分の回復だけが目的となる。


その間の私は、統合失調症の陰性症状である感情の平板化により、悲しみと優しさを失って生活をしていた。


詳しく言うなら、悲しいことが起きても興味がなく、自分の都合だけを優先し、誰かに頼るのではなく誰かを使うというような感じである。


それは以前の自分とはまるで違う、悲しい生き方をしなければならない。


けれども病気は回復する。


ちゃんと医師を信じて、薬の服用を守り。


周りの助けを受け入れていけば、必ず回復していくものだと感じている。


私自身がそうであったからだ。


医師の指示を全て聞けているわけではない


家事をするようにと言われているが、


洗濯物をたたむ、皿洗いした皿を拭くぐらいしか行えていない


ただそのことは医師にも伝えてあり、そこからの医師の指示には従っていく所存だ。


今はおおめにみてもらっていると思う。


回復し人の心を取り戻せた頃、私は一度再発している。


調子に乗って、多くをこなそうとしたからだ。


再発のせいで、薬の用量は増え、前駆期とも言える不安や不穏がすぐに発症してしまうようになってしまった。


だが幸いすぐに入院したおかげで、人の心を失わずにすんだ。


今は再発しないように、前駆期の症状をコントロールしようとしている。


辛く書けばどこまでも辛く酷く書けるが、よく書こうと思えば、それなりによく書くことも出来る。そんな精神をこの病気のおかげで手に入れた。


全てが悪いわけじゃない。

受け取り方で良くも悪くも転がるのだと感じている。


私の話が病で今もなお苦しんでいる人たちに伝わると嬉しい。

病気は回復する、ちゃんと医師を信じ、服薬を守ればだ。


頑張って欲しい。応援している。


皆様が幸せを見つける一助となりますように。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 僕も統合失調症です。僕の場合、元気がない、体力がないといった症状です。 リクレムの文章と祈りが、苦しんでいる方々の助けになるように願ってやみません。 作品を読ませていただき、ありがとう…
[良い点] リクリク〜! 友だよ。 ぎゅう❤️ 素敵な作品を、どうもありがとう! 私ももっともっと元気になるよ。 一緒に頑張っていこうね〜^^ 心が冷たい時があっても気にしなくていいよ❤️
2024/01/06 13:57 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ