学園#1
魔法と剣が混ざり合った世界。
古来から魔法が使える者は剣をあまり上手く使いこなすことができないとなっていた時代は1000年前の話になっている。
約1000前に起きた人間と魔族との1年戦争の影響で人々は魔法使いも剣術も学ぶという仕組みが生まれた。
その1年戦争の終末を迎えるために出てきた、いわば人間の勇者はリューヤと呼ばれる人物が聖剣ミトロンと自身が放つ光魔法の混合した、一撃を魔族の幹部に放ち魔族の戦線を崩壊させることに成功し、戦争が一時的に収まったという逸話から、魔法使いは剣術を習うという習慣が生まれた。
「まもなく入学式が始まるので新入生達はご自身のクラスを見てから配属された教室に集まってください。」
全体に掲示されているクラスは全部で10個あり自分を見つけるのですら大変であった。
アルフレッドと書かれているのを見つけたのは6組のところだった。
この魔法学園は全世界で3つしかない魔法を学べる機関であり、その魔法師の重宝から、各国のお金が投資されるようになっており、入るだけですら、優等生と持ち上げられるくらいである。
クラス分けは、魔法、剣の二つのクラス分けがされており、その大半が魔法のクラスである。
魔法と剣がお互いに成長しようと名乗ってはいるが、剣士として、入学してきたものはだいたいの人間が魔法は習得できずに卒業しているのが事実。
とにもかくにもここでの生活がいずれ来るであろう戦争で生き残るための手段で入ったのが俺である。
「ここが6組か」
教室にたどり着いたがここは果たして教室と名乗れるのかと思えるくらいにthe森だった。
そろそろ同じ新入生が集まってきたがここでいきなり、とんでもない生徒がいた。
「おいおい嘘だろ?世界屈指の魔法学園なのにここの連中の魔力量大したことないなぁ~これは俺様がクラス主席、学年主席は間違いないな。」
こんなとんでもない発言をするのは、自信に満ち溢れた顔でとても偉そうにしている生徒だった。
「あのさぁ~魔力量を隠すのは、魔法使いなら常識なんだが君はもしかし隠ぺいのスキルはお持ちではないのかな?」
ここでその偉そうにしている生徒に対して、眼鏡の女子生徒が煽りを入れている。
「あ~?お前さ?俺のことを煽るのはやめたほうがいいぜ?それに隠ぺいは基礎的な?俺様はあえてお前らに力の差を見せつけるようにしてるんだよ」
すかさずに反論をする偉そうな生徒
かなりムキになっているのが手に取るように分かった。
「ならここで実力がわかるように模擬戦をやらないか?僕はそこそこ自信があるのだが君みたいな力を誇示するような人はだいたい口だけってのが相場だぜ?」
偉そうにしていた生徒に対していかにも優等生と見られる生徒が対戦を申しだした。
頑張って更新しますので引き続きお楽しみください