野党は馬鹿な質問をしたもんだ
「検事総長任命は検察庁法上、可能か」
野党はこんな、相手が喜ぶような変な質問をして何がしたいのだろうか?
政府は国家公務員の『勤務延長』を定年延長という言葉を使わせて、あたかも定年が延期になったかのように周知させようとしている。そして、検察庁法に記載の無いものは国家公務員法が適用されるとの解釈を通した。国家公務員法にもない定年自体の延長をしたのか、『勤務延長制度』に基づいた定年にはなっているが退官を延期したのかをはっきりさせる必要がある。
検察法上可能かときかれれば、勤務延長の規定がないうえ、内閣が任命する規則になっているんだから可能と答えられる。国家公務員法を適用するといっているんだから国家公務員法で可能かどうかでなければ縛りはかけられない。
もっともその前にいくつか確認すべきことがあった。
黒川氏が再任用でなく現職務を継続する必要があるのか。この現職務縛りをしないと、相手は逃げ放題になる。職務遂行に支障が無くなれば期限前でも退官させるのか。
相手は法解釈を自由に変更してくる輩である。国家公務員法のおさらいが必要である。論点は昇進ではなく現職縛り。現職にこだわれば、昇進できない。現職にこだわらなければ、再任用ですんだ。
次には検事長としての区切りがついたが、任期がまだあるということで指名対象だと言い張るだろう。
大事なのは、現状が『定年(日)は過ぎている』ということと、『現職』というキーワードだ。もっともいまだこれを引き出せていない。今後『検事総長は内閣が指名する』という一点を突破しようとしてくる。こうなれば定年だろうがなんだろうが関係なくなってしまう。その前に、すでに対象から外れていることを認知させなくてはならないだろう。
まだ、『答弁書』の段階である。もし、阻止したいならまだまだ出来ることはある。
追記:この先に『どっきり』ばりの落とし穴ないのかな?
そういえば穴に潜った猛獣の前に餌をぶら下げて、出てきたら穴の入り口を塞いで戻れなくするっての動物園であったな。