五話~俺勇者だよね?~
「ていうか私達も魔法に入ったの今日が初なのよね。」
「ずっと知識的なことばっかだったもんね」
「え!結構衝撃」
俺はてっきり俺だけ適性検査をしてなくて、先生が気を使ってくれたのかと思っていた。ていうか魔法科目事態、今の学年では、始めてやる授業みたいだ。
「じゃあまずコアさんから~」
「ここはたつき様からでは、なくて?」
「まぁ、そうなんですけどメインディッシュは、とっておきたいじゃないですか!」
「それもそうね」
「俺が普通でも文句言うなよ!」
「じゃあやるわよ」
とコアが言い魔力を込めた
そうすると綺麗な水色に光った。それもとびきり。
「おおーさすが王女さん!」
アウスが少し煽った感じでいった。
「あなたに褒められても何も嬉しくないわよ」
「たしか、色が適正属性で、輝きが魔力量でしたっけ?」
アリアが確認する。
「そうね。なら私は、水系ね。」
「量は、どのくらいなんですか?」
アウスが疑問を持つ。それもそのはず輝きで分かると言っても大雑把なもので見慣れない人は、輝きだけではわからないのだ。
「たしか六千ほどだったわね」
「おーさすが王女さん平均を軽く越してますね~」
「平均ってどのくらい?アウス」
疑問に思ったアリアがアウスに聞く。アウスは、騎士系の家庭なのでそういうのは詳しいのだ。
「3~4000くらいだと思うよー」
「さすがコアだね」
これは、あとから知ったのだが、この平均は、大人のそれも騎士のことを指していて子供でそれを越えているのは凄いことなのだ。
「ありがとうございます」
「じゃあ次は、俺の番かな?」
「ええいいわよ」
アリアのやつコアの次にやりたくなくて譲ったな?
「アウスも結構やるね」
真っ赤に輝いた。コアほどでは、なかったものの平均よりは高いと思う。
「アウスってどのくらい魔力あるの?」
「そういえば最近見てなかったな~ステータス」
「どのくらい?」
「4500だって」
「アウスも平均越えてんじゃん!悪いけど私、魔力2500だから!」
と空気が壊れる前に言った。
そう言いながら水晶に魔力を込める
「アリアは、緑だから風だね!珍しいよね!風!」
と俺は、慰めた。
「そうそう。俺達が凄いだけだから」
とアウスがコアの肩にてをおく。
「気安くさわらないでください」
コアがアウスの手をはらう
「もういいわよ!早くたつきやれば!」
アリアが少し落ち込んでいる。
「あはは~じゃあやるね」
やろうとしたら先生が
「たつきは、たしか魔力量増強系能力を持ってましたよね。せっかくなら使ってたら?ステータスプレートでは、どのくらいパワーアップするのかわらないからな」
「たしかにそうだね」
そういい怠惰のストックと底上げスキルを使った
「ちょったつき様これは、強すぎ……」
俺は、魔力を込めた
その瞬間この部屋が真っ黒に輝いた日本語がおかしいのは、分かる。だが、それ以上に言いようがなく、とても美しい。
「たつき様魔力を解いてください!」
「ごめんごめん能力全解放したのこれが始めてで」
俺はどうしてもどのくらいの魔力量か気になったので鑑定を使った。鑑定スキルを自分に使えば見ることができるのだ(B級以上限定だけど)。俺は、驚いた
体力 200000
魔力量 220000
力 198000
速さ 189000
防御力 250000
「は?」
思わず口に出てしまった。てかなんで防御力ずば抜けてんだよ!他にも突っ込みたいことだらけだ。
「たつきこの色は……魔属性」
「魔族だけが保有する魔力だ。」
「じゃあたつきは……」
「違う違うそうじゃない!」
「魔勇者だな!」
アウスがバカで良かった。
「魔・勇・者」 「「魔・勇・者」」 「「「魔・勇・者」」」
魔勇者ってなんだよ……