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「そうだ。天想代力って僕の場合はキスしないと集まらないものなの?」

「急速的に集めようとすればそうですが、願いごとを糧にしているのである程度は自然回復もありますよ?」

「えっと……」

「少しおさらいしますか?」

 天想代力について。

 人々の願いごとを能力に変換するもの。

 能力に変換するのには原則人格が必要で、呪いを受けた人に人格が宿る。呪いについては家系やアイテムなども関係するが天想代力を強くしたもの(僕が女体化となったもの)や天想代力の人格のキスなどにより簡単に移る。

 呪いを受けた人は眼の色が変わるとスタンバイモードに入り、人格が入れば能力が発揮できる。

 人格の受け入れについては個々人で様々な見解あり。小夜と玖乃は人格と統合しており、千華に関しては協力的、都和は拒否が強くて楔はまだ存在を知らない。

「まあ、簡単に言えばこうですかね? 呪いについても種類があって解けやすいのだったり解けにくいのがあったりするんです。それは願いごとの力も関係するんですが……上手く説明できません。ただ、私がなんとかしようとすれば周さんの呪いは外せますよ?」

 それは嬉しいことだ。

 しかし、状況は変わった。手放しで小夜の受け入れは飲めない。

 僕は小さく首を横に振った。

 今はまだ機ではなきと示唆させる。

「ずっと聞こうと思ってたんだけど……人格から逃げる方法ってあるの?」

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