体育祭当日
それから数週間が経ち僕たちは体育祭の当日を迎えた。
「今日高校生になって初の大きなイベントの体育祭かー。楽しみだなー」
僕は楽しみなのもありいつもより少し早めに家を出た。
「おお。武尊早いね」
拓人が僕の後ろから声をかけてくれた。
「そういう拓人だって早いじゃん」
僕が拓人に言うと拓人が「体育祭楽しみで早起きしちゃってさ。運動部の人たちは見せ場だからね」と笑いながら言っていた。
僕と拓人は並んで学校へと向かった。
「やっぱり体育祭楽しみだよね。僕も楽しみで昨日あんまり寝れなかった。雪さんに良い所見せられたら良いな」
僕は雪さんに良い所見せられるようになってまたたくさん話せるようになれたらいいなって思っていた。
「楽しみで寝られないって小学生かよ。まあリレーも一緒に出れるし、これがきっかけで関係が少し変わるといいよね。応援してる」
拓人は小学生かとバカにしてきたが僕と雪さんのことは応援してくれた。
僕と拓人が学校に着き教室に行くとまだ誰も来ていなかった。やっぱり流石に早すぎたらしい。
「誰もいない。やっぱり俺たち早すぎたんだなー」
拓人は早く来すぎたことに「はー」って言いながら僕と一緒に話しながらクラスメイトが来るのを待つことにした。
「おはよう。二人とも早いね。さては楽しみすぎて早起きしちゃったんでしょ?」
雪さんがやってきて僕たちを見て言ったが本当のことなので何も言い返すことが出来なかった。
それからクラスメイトがどんどんやってきてクラスメイトが全員揃った。それから全員で校庭に出た。
「今日もすでに暑いね。熱中症に気をつけないとだね」
僕が隣にいた拓人に言った。
「ホント夏はキツイね。まだ真夏じゃないだけマシだけどね。水分補給ちゃんとしないとね」
拓人の言うようにまだ6月なので真夏ではないので暑さが酷いわけではないけどそれでも水分補給はちゃんとしないとって思うくらいには暑かった。
そして体育祭の開始の挨拶が終わり競技が始まった。初めの競技は障害物競走だった。僕も拓人もリレー以外に一競技には出ないとなので僕と拓人が一緒に騎馬戦に出ることになっている。
僕たちの学校は各学年が三組あるのでその組の先輩たちとチームになっている。僕も拓人も雪さんも一年二組なので二年二組と三年二組の先輩たちとチームというわけだ。僕がそんなことを考えてるうちに障害物競走は終わっていた。一位が三組、二位が一組、最下位が二組だった。
みんな頑張っていたがなかなか他の組の人たちが速かった。そして次が雪さんの参加する玉入れが始まろうとしていた。
「雪さん頑張ってね。応援してるよ」
僕が雪さんに言うと雪さんは少しニコっとしたように見えた。今日の雪さんはテンション高いのかなって思った。




