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君と話した最期の会話

 「もしもし?、今大丈夫?」

非通知から電話がかかってきて、いつもなら出ないはずだが、今回は珍しくその電話を取っていた

そうして電話の向こうから聞こえてきたのは彼女の声だった。

「どうした?、なんか声震えてないか?」

電話の向こうから聞こえてくる彼女の声は少し鼻声な上震えてるような気がした

「え?、そんなことないよ、公衆電話だから、少しおかしく聞こえるだけじゃない?」

俺は少し変に思いながらも、そんなこともあるかと思いながら、彼女に要件を訪ねた

「で、いきなり電話なんてどうしたんだ?しかも公衆電話でなんて、スマホはどうした?」

「スマホは家においてきちゃって、声が聞きたくなったから電話したんだ、えへへ」

なにをいってんだか、昨日から一日話してないだけだろう「大げさすぎだろう、明日には帰るんだから、それまで我慢すればいいじゃないか」

「いいじゃん別にー、あ、もう電話切れちゃう、じゃあまた明日ね!」

「あぁ、また明日、おやすみ」

「うん!、おやすみ」

それが彼女との最期の会話になるなんて、このときの俺は気づいていなかった、気づくことができてればすぐにでも彼女の元へ向かっただろう、だけどそう思い後悔したのは翌日のことだったのである…

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