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インスタグラムでお小遣い稼ぎを誘われる問題

作者: 金咲吹

 今回は小説風ではなく、個人の意見、体験を述べたものになっています。(身バレ防止のためフィクションを入れている部分があります。)趣味程度で書いているため見にくいかと思います。また、エッセイという性質上、全体的に上から目線であることはご容赦ください。

 私のインスタグラムのアカウントに時々、見知らぬ人からフォロー承認(友達申請)が届く。普段であれば、知らない人は追加したりはしない。


 しかし、相手が同じ年だったり、フォロワーとフォロー数が少なかったりすると、もしかしたら知り合いなのかもしれないと思い追加してしまうことが多々ある。


 職場の人やバイトの人、大学のサークル、高校や中学、はたまた小学校の同級生かもしれない。そもそも知っている人の名前すら覚えているかも怪しい。こんなおとぼけな意見に共感していただける人はいるだろうか。


 私の勝手なイメージであるが、お小遣い稼ぎや稼げますよと宣伝してくる人は、フォロー数が1000人とか少なくとも500人くらいはいると思っていた。そのため、それより少ないフォロー・フォロワー数の方は知人なのではと考えてしまう。


 しかしながら、実際に私が今回追加した方たちは100人程度しかフォロー数がおらず、現実的な数字であった。このような場合でも知り合いではない人から追加が来ることを知っておかなければならない。


 ただ追加したからといって、何か弊害かあるかといえばそうでもない。多少個人情報はバレてしまうであろうが、私の場合は大した投稿はしていないのでその心配は少ない。


 また、追加した相手のアカウントをたどって、同じような人がまた追加承認申請される可能性はあるが、承認しなければよいであろう。


 いざ追加するとDM(ダイレクトメッセージの略で、会話できる機能)で、話しかけられる。


 無視するのが一番良いが、最初からお金の話はしないため、今回はあえて本当に知り合いかどうかを確かめるためにもお話をしてみた。


 私は何人かの方からDMをいただいたが、最初の会話の切り出しで最も多かったのは、


「どこに住んでいらっしゃいますか?」


 というものであった。何故かみんなこれを聞きたがる。テンプレなのであろうか。(笑)


 また、関西に住んでいますか?などの応用系もあった。


 これを聞かれれば、ほとんどそういう類の人であると見分けることができる。次に、年齢を聞く場合もあった。これはおそらくプロフィールに自分の住んでいる県などを書いている場合と考えられる。


 逆に、プロフィールに自分の住んでいる県と年齢などすべてを分かりやすく書いている場合は何と話しかけられるのだろうか?


 この場合は職業や性別、投稿から特定の趣味が分かる場合はそういった話をするようだ。


 ところで、なぜいきなりそういったことを聞くのか疑問に思うことはないだろうか。私はそういった個人情報を聞く必要性が見当たらないと思った。


 そこで、失礼ではあるが「どうしてそういったこと(住所など)を聞くんですか?」とストレートに聞いてみた。


 すると、「気になったからですよ」とお返事が。


 なるほど、これだと本当に出会いや友人を求めている人と見分けがつきにくい。

最初に会話してもらうには効果的かもしれないと納得してしまった。


 また、初めの段階でいかに疑心を抱かせないかが重要になってくるので、和ませる効果を狙っているのかもしれない。


 次に、こうした雑談の後、お金やお小遣い稼ぎに興味があるかを尋ねられる。

さすがに、私も怖くなりここでNoと答える。


 Noと答えた場合は、その後連絡は来ることは基本ないため、放置しておいても問題はないかと思われる。


 一方、Yesと答えた場合は、聞いた話ではあるが、インスタグラムではお金の誘いなどをするとアカウントを凍結されてしまうため、LINEに誘導され、そこで何らかの指示を受けるそうだ。


 一般的によく言われるのは、本当に儲かるのであれば、誰かを誘う必要性は無いため、誘ってくるのはおかしいということであろう。誘ってくる時点で、それによって利益が生じていることは言うまでもないだろう。


 しかし、私にお小遣い稼ぎに興味がないかを尋ね、他のフォロワーさんにも興味がないかを聞き、それもかなりの返信速度で返してくれる。この行動自体には多くの労力がかかっていると思う。


 また、お断りした後もしつこく迫ってくることなどはなく、普通のストーリーが流れてくるだけである。


 本当に、私たちもよく投稿するようなごく普通の楽しそうな日常が投稿されている。


 このDMを通して、私はこれらの人たちがどうしてもお小遣い稼ぎを誘ってくるような人には見えなかった。もしかしたら、この人たちも被害にあった人なのかもしれないと考えてしまうのであった。





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