浅きゆめ見し 壱
大好きな源氏物語の女性たちを現代に置き換えてみました。
源氏物語に想いを寄せて
夕顔の君の儚げな優しさ
六条御息所の狂気の愛
あなたからの
強い思いに
恋に臆病になっていた私が
あなたの胸に飛びこんだ
こんなしあわせがある事を
ずっと忘れていた
このしあわせがずっと続くと思っていた
移り気なあなたは
夕顔のように儚げなあの子のもとに
足しげくかよう
泣いてやめてと
言えないわたし
時々わたしが私でなくなる
怖い
わたしの思いが狂気になり
あの子のところに飛んでいき
あの子を呪い殺してしまいそう
わたしは
六条御息所
読んで頂きありがとうございました。
あくまでもわたしの主観で書いていますので、皆様のイメージと合わないところもあると思います。
ご容赦ください。