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間違った童話世界

こんばんは。

KURAです。

完結です。

二つの世界と他の童話の世界を繋げてみました。

面白くできていたら幸いですね。

あるところに白雪姫の家がありました。

そしてそこには白雪姫と魔女がお茶会をしていまきした。


「……ねぇお母様。何で来たの?」

「いいじゃないか、私だって緑に囲まれて過ごしたいんだよ」

「……国の政治は順調?」

「そうね。でも来年から後を継いでもらうわ」

「へぇ? 誰に?」

「貴方の兄よ。何かいたわ」

「何かいたの」

「そう。不思議よねぇ。いつ産まれたのかしらあの子」


どうやら白雪姫の兄は影がうすかったのでしょう。

すると、白雪姫の家の扉が開かれます。


「王妃様! まだ隠居してはいけませぬぞ!」


魔女の部下です。

まだ仕事がのこっていたのでしょう。


「逃げるわよ!」

「え? きゃ!」


魔女は白雪姫の手をとり駆け出していきます。

二人は裏口から出ると森のなかを駆けました。

けれど部下は追ってきます。

そりゃそうです。

仕事ですもの。


「匿ってちょうだい!」

「な、何だ!?」


駆け込んだのは子豚の家。

さすがの賢い子豚でもこの状況は戸惑います。


「悪いやつに追いかけられてるの!」

「……お母様……?」

「狼かい!? なら大変だ。湯をわかそう」


子豚が湯を沸かしていると扉が開かれます。

部下です。


「ピッキングぐらいしてやりますよ! さて! 王妃様! 帰りますよ!」

「……人間?」

「逃げるわよ! 白雪姫!」

「またぁ?」


けれど魔女は逃げます。

さすが魔女。

また森のなかをかけていきます。

すると赤ずきんをした娘と会いました。


「おや、赤ずきん。こんにちは」

「なんだい? 知り合いかい?」

「あら、白雪姫さん。こんにちは。今からお婆様の所にお見舞いに行くところですの」

「狼に気を付けてね」

「今狼さんならヤギさんに腹を切られて井戸の底ですわ」

「あら、そう」

「あ、白雪姫行くわよ!」

「じゃあね、赤ずきん」

「はい。ごきげんよう」


赤ずきんと別れた二人は、町につきました。

そしてある店に隠れるために入りました。


「ちょいとお邪魔するよ」

「あら? お客様いらっしゃい。ここは何でも屋……みたいもんさ。やってもらいたいことがあれば報酬次第で受けるよ」

「あら? じゃあ匿ってくれないかい?」

「何に追われてるのかしら?」

「ちょっと私の部下さ」

「なんだい、アンタ怠け者か。私もだ。ちょちょいとコレにサインしてくれるだけでいいよ」

「えっと? なになに? 私の全財産を町田に譲ります? ふざけんじゃないよ」


彼女はこの町で有名な詐欺師で、手口が悪質であり、そして捕まらないように工作するのも上手く、とても厄介でした。


「あっはっはっは、冗談さ。うーん、そうだねぇ。そちらの嬢ちゃん」

「わ、私?」

「家は?」

「ありますけど」

「じゃあ居候さしてくれないかい? ここの詐欺師ってやつをやってたんだが、有名になりすぎてね。もう一文無しさ」

「いいですけど」

「契約成立さ! さて、嬢ちゃん。名前を聞こう」

「白雪姫」

「そうかい。白雪! あと姉さん! 奥の部屋にいな。もうすぐくるんだろう?」

「わかったよ」


白雪姫達は奥の部屋にいきました。

すると、詐欺師はその口で巧みにだまし、部下を帰してしまいました。


「終わったよー」

「助かったよ町田」

「……町田……町田ももういいかねぇ。マッチって呼んでよ。あだ名ってやつだよ」

「わかったよ。マッチ」

「さて、これからどうするんです?」

「おや? 珍しい、白雪姫が乗り気だ」

「はっ、乗ったほうが楽しそうと思っただけよ」


こうして三人は出会い。

ばか騒ぎをしたりして面白おかしく過ごしていきました。


いやぁ、桃太郎までやりたかったんですけどね。

思い付かないのなんの。

なので二つのIFストーリーを使いました。

とりあえずこの作品は完結です。

皆様ありがとうございました!

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