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「そうですか···
じゃ、旗本の人たちが怨霊を倒してくれるわけですね。
それなら安心です」
「その通りじゃ。
さすが遊海殿。
その心意気ですぞ。
でわでわ、皆で歌舞伎町なる勝手知らない場所へ出陣じゃ」
一の奥方様は鼻息が荒い。
ヤル気まんまんだ。
「ふ〜ん···
えっ、えぇぇ、ちょっと待ったあぁぁ。
まさか、まさかのこのメンバーで?」
「あたりまえじゃろ」
なんか、怒られた。
そりゃ、一さんは旗本の殿様の奥方様だもの。
武術の心得もあるでしょう。
源さんは大工。
それなりの力ありそう。
お六はすばしっこい。
怨霊からでも逃げられるでしょう。
ボクの場合はね、単なるアニメ好き。
怨霊なんて、無理。
ただの役立たずでござんすよ。




