2-7
フラフラしながらお寺に帰った遊海は意識がなくなる前にど〜にか布団の上にバッタリ。
何時頃かわからないけどまだ真夜中。
ど〜してもおしっこで一時的に起きた。
93パーセントほどは寝ている状態だった。
源五郎の姿をチラッと見たような気がした。
横になって熟睡。
そのまま朝まで寝ていた。
寺務室に行く。
まだちょっと酔いが残っている。
寺務長も京都先輩もいつも通り。
三咲さんもケロッとしている。
あぁ、そうだ、自分はアルコールに弱いんだと再確認させられた朝だった。
夜、高円寺の街に出てチキン南蛮の夕ごはんを食べてお寺に戻ってきた。
午後7時頃でお寺の中に誰もいなくなってる。
もうじき真夏になる。
そうなると暑さは大丈夫なんだろうか?
40畳の部屋にはエアコンが1台ある。
はて、これ1台で暑さをしのげるものなんだろうか?
戻ってくる時に買ってきたリンゴジュースをちょっとだけ飲んでから風呂だ。
シャワーだけだから早い。
5〜6分もあれば十分だ。
部屋に戻ってみると、やや、源五郎がいる。
遊海はまたもやフリチンだ。
源五郎はニヤリと笑みを浮かべヨッて右手を上げている。
「また全裸か。
そんなにそのかわいらしいモノを見せたいのか?」
そ、そ、そんな、人を変態扱いしなくってもいいじゃないか。
シャワー上がりのタイミングで現れるからだ。
「た、たまたまだ」
「ほ〜玉々を見ろって?」
「ち、ちがわ〜い。
そ、そんなこと、ひと言も言ってないぞ」
わかった、わかったと言って、早くなんか着なさいと続けて言われた。
「あっ、もう少し待っててくれ。
いま、このにいちゃんがなんか着るから」
誰に向かって話してんだと部屋の中をグルリと見るとサッと部屋の外に出ていった人物がいる。
女性?
「誰?」
「いいから、あとで紹介する。
まったくもう、見せたがりのフリチン大魔王は早く着なさい」
なんだよとプンスカとなりながらもパンツをはいていつもの夏のスタイルにお着替え。
ものすごく文句を言いながらとにかく源五郎の前にドカッと座った。
「で、いったいなに?」とリンゴジュースをゴクリ。
シャワー上がりの1杯はうまいね。
「うむ、昨夜、ここに来たんだがど〜やら酔いつぶれとったから話にならんかった」
まぁ、そりゃ確かに酔ってた。
そして源五郎がいたような気がしていた。
朝になるとすっかり忘れてた。
「そうですか···
それで話というのは?」
「おぉ、それじゃ、そのために来たんだ。
いや、実はわいじゃなくてな···
おぉい、こっちに来てやぁ。
変態のにいちゃんなら大丈夫や。
ちゃんとなんやら着たからな。
もうフルチンやないでぇ」




