山鳴き村
この話は簡単な設定をチャットGPD(無料版)に説明して、後は全てお任せで作ってもらった小説になります。
途中から話が変わったり、日本語がおかしかったりと有ますが、皆さんもAIが考えたホラーを体験してみてください。
また、私がどんな設定を書き込んだかも推理するのも一つの楽しみ方ですね、
後書に答えは書いておきますので、考えて読んでみてください。
夜明けの東京。
編集部の空気はいつものように、コーヒーと疲労で満たされていた。
高梨颯は、机の上に積み上がった原稿の山を前に、ため息をついた。
雑誌「異界行路」編集部。オカルト専門誌と呼ばれて久しいが、近年は“ネタ切れ”が深刻だった。
心霊スポット、廃村、呪物コレクター。どれも似たような話ばかり。
そんな中、編集長が差し出した一通の封筒が、颯の目を止めた。
差出人――山雲村村長・月嶺忠政。
古びた和紙に墨書きで書かれたその筆跡は、どこか異様な気配を纏っていた。
開封すると、たった二行の文。
『山雲村に伝わる守神の真実を記していただきたく存じます。
あなたのような方にしか託せぬことなのです。』
それだけ。
だが、颯の胸は異様に高鳴った。
民俗信仰、閉ざされた村、神と祟り――。
久しく忘れていた“血が騒ぐ感覚”。
「行くしかねえだろ」
思わず笑みが漏れた。
編集長は眉をひそめた。
「おい、山雲村って……確か、山梨の奥だぞ。電波も入らねぇって噂だ」
「だからいいんですよ。現地調査、久々に燃えるな」
その日の午後には、颯は取材機材を詰めたバッグを背負っていた。
*
最寄りのバス停で降りた瞬間、空気が変わった。
山霧が立ち込め、視界は十メートルほど。
バスは颯を降ろすと、エンジン音を残してすぐに去った。
置き去りにされた静寂。
「……マジで誰もいねぇな」
霧の向こうから、古びたジープが近づいてくる。
運転席の男は二十代半ば、無愛想な表情の青年だった。
「高梨さんですか? 祖父に頼まれて迎えに来ました。
月嶺慎吾です。」
低い声。どこか機械的な口調だった。
彼の背後の後部座席には、紙袋がいくつも積まれている。中身は、供物らしい。
「この村、携帯の電波も届かないんですよ」
「やっぱりそうですか。地図にもほとんど載ってないし」
「……載せてませんから」
颯はその一言に、妙なひっかかりを覚えた。
*
山雲村は、四方を山に囲まれた“盆地”にあった。
道は一本きり。トンネルもなく、外界から完全に隔絶されている。
霧の切れ間から見えた村は、時間が止まったようだった。
昭和のままの木造家屋。土壁の蔵。
電線すらまばらで、テレビのアンテナも見当たらない。
「よそ者が来るのは、十年ぶりですね」
慎吾の声には、喜びとも警戒ともつかない響きがあった。
村の中心に、古びた祠が立っていた。
木製の鳥居は朽ち、しめ縄には黒い苔が生えている。
祠の扉は閉じられ、上には“守神”の文字。
「この神様が、村を守ってるんですか?」
「……守ってる、というより、“封じてる”んです」
颯は笑った。
「封じる? 祟り神ってこと?」
「そう言われてます。昔、掟を破った人が、この神に喰われたって」
慎吾の言葉に冗談めいた調子はない。
彼の横顔には、長年染みついた恐れが刻まれていた。
*
村のはずれ、丘の上に巨大な屋敷があった。
瓦屋根の二階建て、広い庭、重厚な門構え。
まるでこの村の財をすべて注ぎ込んだかのような豪奢さだった。
「ここが、祖父の家です。泊まるなら、ここで」
屋敷の玄関をくぐった瞬間、颯は違和感を覚えた。
畳の匂いが、妙に“新しい”。
築百年は経っているはずの家なのに、どこか人工的な香りがした。
応接間に通されると、月嶺忠政が待っていた。
七十を超える老齢だが、背筋は真っすぐで、声には力があった。
「遠いところをようこそ。……あなたに来ていただけて、安心しました」
その言葉には、奇妙な“確信”があった。
まるで、颯が来ることを知っていたかのように。
「守神のことを教えていただけるとか」
「ええ。ですが、まずは村を見ていただきたい。
そして夜、祠に祈りを捧げましょう。……そうすれば、見えるものがあります」
“見えるもの”。
颯はその言葉を反芻した。
取材というより、儀式に招かれたような気分だった。
*
夕暮れ。
村全体が静まり返る。
慎吾が言った。
「夜九時を過ぎたら、家から出ちゃダメです。
音も立てないように。……神さまが通るから」
笑っていない冗談を、颯は苦笑いで受け流した。
取材ノートを閉じ、窓の外を見る。
丘の下の祠が、赤く灯っていた。
炎のような光が、霧の中で揺らめいている。
「祭りでもしてるのか……?」
颯はカメラを掴み、玄関を開けた。
村の通りには、人影が並んでいた。
白装束の村人たち。
顔に紙の面をつけ、祠へとゆっくり歩いていく。
笛の音。太鼓の音。
だが、どれも異様に“ずれて”いる。
テンポもリズムも合わない。
祠の前に、少女が立っていた。
白い髪。血のように赤い目。
手には赤い花を握っている。
颯は息を呑んだ。
その姿をカメラで捉えた瞬間――レンズ越しにノイズが走る。
音が止んだ。
村人たちが一斉に振り向く。
その顔に、面はなかった。
*
気がつくと、颯は屋敷の自室の布団の上にいた。
額には冷たい布。
慎吾が座っていた。
「外に出たらダメだって言ったのに……」
「すまん、気づいたら……」
慎吾は淡々と言った。
「見たんですね。……あの子を」
颯は無意識に頷いた。
「あれは、誰なんだ?」
「……昔、屋敷を建てた家の娘です。
掟を破って、神の祠を壊そうとした。
そして、“神”に喰われた」
「そんな伝説が?」
「ええ。でも……」
慎吾の目が一瞬だけ揺れた。
「……あれ、本当に“神”だったのかどうかは、わからないんです」
外では、風が鳴いていた。
まるで、誰かが泣いているように。
スマホのカメラを向けた。
画面の中、薄暗い部屋の壁に――映らないものがあった。
鏡。
さっきまで確かにそこにあった姿見が、画面越しには、ただの空間になっていた。
「……え?」
カメラを下げる。
肉眼では見える。
映すと消える。
背筋が冷える、とはこのことだ。
目の奥がツンと痛むような感覚。
照明を最大にしても、スマホの画面は、頑なに“そこだけ”を空白のままにした。
「……ふざけんなよ」
思わず呟く。
反射的に、動画撮影ボタンを押した。
撮りながら、鏡に近づく。
床の軋む音が、やけに生々しい。
――そのとき、音が消えた。
スマホのスピーカーからノイズ。
画面には、鏡の前に立つ“自分”。
だがその自分は、瞬きをしなかった。
ぞくり、と全身に電流が走る。
反射的にスマホを落とし、鏡を見る。
そこには、確かに自分がいた。
普通に、瞬きもしている。
でも――
足元に落ちたスマホの画面には、鏡の中の俺が笑っているのが映っていた。
それからの記憶は曖昧だ。
気づいたらベッドの上で、朝になっていた。
スマホには、あの映像が残っていなかった。
……いや、正確には残っていた。
けれど、それは**“彼女の名前”のフォルダ**に入っていた。
俺が作った覚えのないフォルダ。
彼女。
その瞬間、思い出す。
この部屋――彼女が住んでいた部屋だ。
半年前、突然失踪した。
俺は彼女の両親から「遺品整理を手伝ってほしい」と頼まれ、今日ここに来た。
けれど、整理どころじゃない。
鏡。
あれは――彼女がよく見ていた鏡だ。
SNSで「最近、鏡に自分が映らない」と冗談めかして書いていた。
その投稿の最後の一文が、妙に引っかかる。
“でも、鏡の中には彼がいるから、さみしくない”
俺のこと……じゃない。
――音がした。
鏡の向こうから。
近づくと、鏡面が水面のように揺れていた。
指先で触れると、冷たくも、固くもない。
“内側から”押し返すような感触。
「……おい、やめろよ」
囁くように言ったが、もう遅かった。
鏡の奥に、誰かの顔が浮かんでいた。
それは確かに彼女だった。
けれど、その口元は……“笑っていた”。
「――やっと見つけた」
その声を最後に、部屋の明かりがすべて消えた。
スマホのライトを点けようとした瞬間、画面に通知が浮かぶ。
『彼女がミラー通話を開始しました』
カメラを向けると、そこには俺がいた。
でも、鏡の中の俺は――彼女の声で笑っていた。
(真相パート/反転)
一週間後。
俺のスマホを拾ったのは、警察だった。
この部屋で、俺は姿を消していた。
残された動画には、鏡の前で笑う俺の姿。
しかし、その鏡は――存在しなかった。
部屋のどこを探しても、鏡は一枚も見つからなかったのだ。
取調べで彼女の両親が語った。
「あの子ね、昔から“鏡が怖い”って言ってたの。
ある日、急に部屋中の鏡を捨てて……
最後に一つだけ残してたのが、あの姿見だったのよ」
つまり――彼女は、“鏡の中”じゃなく、“鏡の外”を恐れていたのだ。
本当の恐怖は、鏡の中ではなく、こちら側にいた。
この世界のどこかで、まだ誰かがその鏡を拾っているかもしれない。
もし、スマホ越しに映らない鏡を見つけたら――
決して、覗かないことだ。
なぜなら、次に“笑う”のは、あなただから。
警察署・証拠保全室。
蛍光灯の白い光が、無音の部屋を照らしている。
机の上には、一台のスマートフォン。
ロック解除済み。
画面にはひとつの動画ファイル。
ファイル名は――「mirror_0001.MOV」
再生が始まる。
映っているのは、例のアパートの一室。
撮影者は失踪した男性、中村悠斗(27)。
映像の冒頭、彼は鏡に向かってカメラを構えている。
息が荒い。
小声で「ふざけんなよ」と呟く声がマイクに乗っている。
ここまでは、現場で報告された内容と一致していた。
問題は、その後だ。
再生2分17秒――
鏡の奥に“もう一人の彼”が笑う。
その笑顔は、映像技術では再現不可能な滑らかさで、
フレーム解析でも編集痕は見つからなかった。
「フェイクじゃないのか?」
モニターを覗き込む若い刑事が呟く。
しかし、主任の古賀警部補は何も答えない。
彼の視線は、動画の“音”に向けられていた。
ヘッドホンを外し、口を開く。
「……この声、女の声だ」
確かに、再生3分18秒。
“笑っている”もう一人の中村が、女性の声で囁く。
「――やっと見つけた」
声紋解析の結果、音声は**行方不明女性・白石美咲(24)**のものと一致した。
彼女――中村の恋人だった女性。
彼が遺品整理を手伝っていた部屋の元の住人。
つまり、映像の中の“声”は、失踪した彼女本人のものだった。
しかし、奇妙なのはここからだ。
美咲の声が発せられた瞬間、画面の背景の壁紙が変化している。
現場の写真では灰色の壁紙だが、映像では――淡いピンク。
それは、美咲が住んでいた頃の壁紙の色だった。
「つまり、この映像……過去と現在が重なってる?」
刑事の一人が、思わず口にする。
古賀警部補は静かに答えた。
「……“鏡の向こう”の時間が、繋がってたんだろう」
再生が終わる。
だが、動画終了後、スマホの画面が一瞬だけ明滅する。
ディスプレイに顔が映った。
それは、美咲のものでも中村のものでもなかった。
性別も年齢も曖昧な、“こちらを覗く誰か”。
電源を切っても、その顔は消えなかったという。
以後、証拠品として保管されたスマホは、
“保管庫内で位置が変わる”という報告が複数回寄せられている。
監視カメラ映像には誰も映っていない。
調書の最後に、古賀警部補の手書きメモが残されていた。
【個人記録】
鏡のない部屋。
だが、彼女の部屋には窓がある。
それが、本当の「鏡」なんじゃないかと最近思う。
もしこの記録を読む者がいたら、
夜、自分の窓をスマホで映してみろ。
……映らなかったら、逃げろ。
それは“鏡じゃない”。
最後のページに、保管庫の管理ログが印字されている。
【2025年10月14日 03:33】
ファイル「mirror_0001.MOV」――自動再生記録
再生者:なし
雨上がりの夜。
新米刑事・田島は署を出た。
ポケットの中には、上司・古賀警部補の手帳のコピー。
最後に書かれていた“あの言葉”が、どうにも頭から離れなかった。
「夜、自分の窓をスマホで映してみろ。映らなかったら逃げろ。」
古賀が残したメモ。
ふざけた遺書みたいだ――田島は笑いながらつぶやいた。
だが、その笑いには微かな震えが混ざっていた。
彼はマンションの自室に戻ると、靴を脱いで照明を落とした。
部屋には、自分の息の音だけ。
窓の外では、まだ道路が濡れている。
街灯の光が水面に反射して、ゆらゆらと揺れていた。
「……試すだけ、だ」
田島はスマートフォンを構えた。
カメラアプリを起動し、窓へと向ける。
画面の中に、部屋と自分が映る。
鏡と同じ。
特に異常は――ない。
「ほら、やっぱり……」
田島が安堵の息を漏らしたその瞬間、
スマホの画面が一瞬だけノイズで揺れた。
ピシッ――と静電気のような音。
田島はスマホを覗き込み、眉をひそめる。
画面の中の“自分”が、微妙に遅れて動いていた。
ほんのコンマ数秒。
だが、確かにズレている。
「ラグ……? 通信干渉?」
独り言のように呟き、画面をタップして再びピントを合わせた。
……動かない。
画面の中の“自分”が、止まっていた。
ただ、薄く笑っている。
――笑ってる?
田島は思わず一歩、後ずさった。
その途端、画面の中の“田島”が動いた。
今度は、こちらより一歩早く。
「……ふざけんなよ」
スマホを落としかけながら、田島は画面を消そうとスリープボタンを押した。
だが、電源は落ちない。
どれだけ長押ししても、画面が黒くならない。
代わりに、音声が流れた。
「――見つけた」
女の声。
白石美咲の声だった。
背筋が凍りつく。
まるで鼓膜の奥を誰かに掴まれたような感覚。
窓の外から、かすかな“爪で引っかく音”がした。
キィ……キィ……。
田島は恐る恐るカーテンを開ける。
窓の外には、誰もいない。
ただ、ガラスに――
自分の顔と、もうひとつの顔が並んで映っていた。
女の顔。
白く、濡れたように艶やかな肌。
笑っている。
ガラス越しに、唇が動いた。
「代わり、お願い」
瞬間、画面が真っ白に光った。
田島は反射的にスマホを落とした。
耳の奥で、何かが“割れる”音がした。
――気がつくと、朝だった。
部屋の中は静かだ。
窓は閉まっており、スマホは机の上に置かれている。
画面には録画済みの動画ファイルが一つ。
ファイル名:「mirror_0002.MOV」
田島は、血の気が引くのを感じた。
震える指で再生を押す。
そこに映っていたのは――
自分ではなかった。
部屋の中に立っているのは、女。
白石美咲。
彼女がこちらを見つめ、ゆっくりと笑った。
「あなた、やっと代わってくれたのね」
動画が終わると同時に、スマホが自動で電源を落とした。
その後、田島刑事は行方不明となる。
彼の部屋には争った形跡はなく、
ただ、窓ガラスに“内側から”手のひらの跡が残されていた。
【警察資料補足】
証拠品リスト:
スマートフォン(再生不能・液晶割れ)
窓ガラス(手形・DNA鑑定不能)
メモ用紙:「鏡=窓」「彼女=反射?」と記された走り書き
古賀警部補の手帳と同じ筆跡。
最後のページに、鉛筆で書かれた一文がある。
“鏡のない部屋なんて、存在しない。”
静かな夜。
その部屋の窓には、まだ時々、二つの影が映るという。
完。
AIに頼んだ設定
舞台は山に囲まれた村と、村はずれの山の上に立つ豪華な屋敷。
村を守る神→実は祟り神→精神異常で見る幻覚→実際に手を下してるのは村の伝統を代々守ってる村長一家 屋敷を建てた住人は村の掟を守らなかった為、村の神様(何世代か前の村長)によって殺される。
主人公は都会に住むオカルトマニアで出版社に勤めてる。
また、登場人物の人数や性格、生い立ち等は全てお任せいたします。
伏線を多く入れていただき、言葉遊びも入れて、初めて読んだ時には違和感なく読んでた所が真実を知ってから読むと「そういうことか!!」と驚く様にお願いします。
どうですか、皆さんの予想は当たってましたか?
わたしは話がズレてると思いました。
ですが、それも一つの楽しみですね♪




