第7章
一巻七章
えっ〜と私のグループは……
どうしよう。知り合いが全然いない。もともと知り合いは少ない方だけど、まさかこんなにいないなんて……
過去の私はアクティビティ楽しむ気だったのにな。もともとグループを教えてくれてたらどうにかなったのかもしれないのに、当日まで教えてくれないから……
「ちゃ、ちゃんと楽しめるかな……」
思わず不安になって呟く。ああ、こんな時に励ましてくれる幼馴染もいない。たった3グループしかないのに全員バラバラになっちゃうなんてついてないよ……
せめて顔見知りぐらいは居たりしてもいいような気がするけど、全然居ない。
それなら私と同じような知り合いがいなくて絶望してるひとりぼっちなら……!
い、いない……そもそも2クラスしかない小さな学年なのに三分の一もの人と顔見知りじゃない私が異常なのかもしれない。みなみもシェルも、いつのまにか別学年の人とも仲良くなってるもんなぁ〜
はぁ……これはもう一人で楽しむしかないか……
ちなみに私たちのグループはまず「森を探索しよう!」というアクティビティをする。と、言っても三年生は自由に歩き回るだけなんだけどね。
友達がいないと一人でぼんやり歩く事しか出来ないので、嫌でも周りの楽しそうなお喋り声が聞こえる。
「ね、海のノートのうわさって知ってる?」
「あ、先輩に聞いた事ある!
この島の伝説的なやつでしょ!なんのノートだっけ?」
「確か、知りたい事や忘れちゃった事がノートに示されるらしいよ!岩場の海岸の波打ち際に流れ着いてるんだって。わたしだったら何頼むかなぁ……」
「たしかにミステリアスだけど……」
そのまま離れて声が薄れて聞こえなくなった。
けど……すっごい良い事聞いちゃった!
今のところマリエのプレゼントの在処は思い出させてないんだよね……あのおまじないが効かなかったとして、でもその魔法のノートとやらを使えば思い出せるって事だよね。
岩場の海岸は……あ、ダメだ。二日目のアクティビティで行くところじゃない。他に行けそうな機会はないし、諦めるしかないのかな……
いや、みなみやシェルに相談したら良いアイデアが出るかもしれない。三人寄ればもんじゃの知恵?みたいなの、言うもんね。
あれ、でも今朝やったおまじないって、誰かに言うと効果が消えちゃうんだっけ?もしそのノートを見つけられなくても、あのおまじないで後々思い出せるかもだし……
う〜ん、どうしたらいいんだろう……
あとがき、マリンは意外と友達がいないんですね、、
まだまだ続くので楽しみにしてください!




