表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/7

第4話 

その場を離れた江戸は、駅に向かっていた。


(くそ、なんで二人とも電話にでないんだよ)


両親に電話しても、連絡がつながらない。

最悪な未来を想像してしまう。


(マジで、直接行くしかないな)


江戸の両親は、日本海にある島に住んでいた。

ここから島に帰るには、新幹線と船を乗り継いでも半日以上はかかる。


走ること15分、最寄りの調布駅につくと、そこは人でごった返していた。


「そんな気はしたけどな」


電車は全く動いていない。


「海があんなことになってて、電車が動くわけないか」


人ごみの中、一つの大きな囲みを見つける。

その中心では、ひとりの青年が、白い固形物を手から出していた。


(そうか、この世界はもう今までの当たり前じゃないんだ。能力の正体はわかんねえが、どうせ、悪魔の実みたいなもんだろ。この違和感がそのせいなら、俺の能力は”空気”だ)

江戸はひとけが無いところまで移動した。


「よし!空気生成!」


江戸の意思に応じて、能力が発動する。


「すげーな。改めて確認すると、感覚もいつもと違うな。よく見えるし、よく聞こえる」


自分の体は、人間ばなれしていることに気づく。


(終読者の影響なのか)


「まあ、いい。あと一つ確認することがある。それは、既存の空気を操作することができるのか。正直、できたら、めちゃくちゃ強い、が、実はできそうな感じはある。周りにある空気とのつながりみたいなもんを強くすればするほど、空気が固くなってく。これを使えば」


恐る恐る足を空中に踏みしめると、浮くことができた。


「よし、できた。これ使って、家まで行こう」


空気中を階段のように、駆け上がり、10階ビルほどまで行った。

地上の人から見つかり、大騒ぎになっている。


「あんまり見つかりたくないんだよな。静かにしてろ」


小声で文句を言った瞬間立っていた空気が消え、江戸は真っ逆さまに落ちた。


「わああああああ!」


なんとか足場を作り、空中で止まる。


「あぶなあ。集中してないと、死ぬなこれは」


態勢を整える。


「よし、周りの空気の干渉力を水ぐらいにした体を水平に、そんで、足から空気を作って、放出!」


江戸に人間ロケットのように飛んだ。


「はっや!待ってろよ、すぐに行ってやる」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ