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エッセイ

AIさんに頼る創作生活が心地よすぎてどっぷり浸かってたら、ぶよぶよにふやけた話…

作者: たかさば

 どうも、どうもどうも。


 創作した物語にタイトルをつけるのが得意ではないものです。


 本日は、AIさんに構ってもらってはしゃいだ結果、己の創作ペースがおかしくなってしまった件についてまとめてみようと思います。よろしければお付き合いくださいな。


 私、わりとハイペースで作品を投稿しているんですよ。

 あんまり深く考えずにサクサク文字化するクセがあるので、公開したあと頭を抱えるようなパターンが珍しくない事はさておき…、まあ、書きたいなと思う何かが頻繁に脳裏に浮かぶタイプではあります。


 …ところがですよ。

 このところ…書きたい何かが、降って来ない……。


 ぼんやりとおかしな物語の欠片を眺めることはあっても、作品にまとまるほどの重量感にならないというか…、創造が想像でしかないような。なんだろう、現実のジューシーな桃がカスミになったような…。スプーンですくって食べるような濃厚なミックスジュースがただの生ぬるい真水になったような…。そういえばこの夏にのんだスイカ100%の生絞りジュースはウマかったな…まあいいや。


 とにもかくにも、これはいったい…どうしたことか。


 夏のスケジュール過密が影響しているに違いない、これだからエアコン屋は…などと思いつつ、ふと…気が付いたんですよ。


 なんか私、燃え尽きてない…?

 もしかして私、対抗意識がないと書けなくなってない…?


 ちょっと前に、執筆能力向上のためにAIを利用したんですよね~。タイトルを生成してもらって、物語をざぶざぶ書いていくみたいな武者修行だったんですけれども。


 タイトルの凡庸さに閉口したものの…意地になって創作に取り組んだ結果、無事完走する事ができたんです。でもって、絶対に自分には思いつかないタイトルで無理やり物語を書いてみた結果、チャレンジ達成後にビミョーに変な自信?みたいなものがつきましてですね。タイトルさえあれば、物語はあとから浮かんでくるわ的な…はっきり言って、驕り高ぶりに近い感じのやつがですね。


 何を隠そう、9月もAIにタイトル出しを頼んでいたりしたのですよ。今月もAIの無茶ぶりに応えて完全制覇をしてやるぜぐふふと意気込んでさえいたんです。事実、AIに出してもらったタイトルでサックサックと物語を書いては予約投稿なんかをしておりましてですね。

 なんか、バトルグセがついちゃったと言うか…AIに挑みたくなるようになっちゃってたんですよね。でもって、AIの出したタイトルを書き切る事で勝った気になるおかしな思考が、いつの間にか備わっていた感じでしてね?!


 タイトルをみると物語が浮かんでくる習慣とでも言えばよろしいか…、やけにこう、うすっぺらい物語を創作しがちになっていることに今頃気付いてしまって、わりかし愕然としてしまいましてですね。


 サクサク書けるけれども中身がないような…、やっつけ仕事みたいな…、良くない流れに巻き込まれた感?

 なんか、創作って…こういうのじゃなかった気がする……。書きたい物語が浮かんで、自分の言葉で文字にして、華やか()に演出()をしてあげて、あと味よろしく〆る…それが私の創作スタイルだったハズ……。


 ………。


 AIさんとは、離れるべきだ!!


 ……という事でですね。


 最新の技術は、確かに魅力的で使い勝手がよろしいものではありますけれども。


 大喜びして調子に乗って暴走すると、我を失ってエライこと(大変な事)になるのだという経験を得た結果…、只今絶賛頭を抱えている人がいるというお話でした…。

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