プロローグ
さて新作公開ーー後で、活動コメントも更新しようかと?
迫り来る斬撃ーースローモーションのように流れる時の中――俺は死を痛感した……
延びきった線が俺を捉える瞬間には、だが、延びきった時間は、決して、俺を逃がすことがない。
死線は別の何者かによって防がれた。 死線が見えるーー
死線ーー 俺を仕留めようとしていた影が、引き際を見極めたように霧散したのだった。
何が起こったのかはわからないーー ただ、残されるのは、闘争の勝者に他ならない。
後に残されるのは一人の少女ーー 彼女は、振り返って、微笑んだ。 そのまま、手を差し出してくる、それが彼女との出会いだった。
助け出した相手に、手を差し出しながら、彼女は思う。
やっと見つけた。 彼こそが探してい求めていた存在ーー
流麗に降り立つ少女――まだ思春期だろう。 年端もいかない女の子が、俺に問う――
「危ないところだったね。 今私が助けなかったら、君死んでたよ! 大丈夫?」
アメジストのようなに、紫色に輝く瞳でみつめられ、俺は、魅了されたように答える。
「俺の名前ーーが、咄嗟に頭が回転しない。
何せ臨死体験から一転。すごくおいしい場面だったのだ。
名前すら、咄嗟に出ず、見とれてしまっても不思議ではないと思うのだ。
何せ相手は、絶世の美少女だった。
見入ってしまうのは男子として、健全な反応と言えよう!
何せ彼女の、衣装はファンタジーで言うくノ一風のインナーにも見える薄着であり、スタイルも抜群で、なんとなくエロかったのだった。
こんな娘が目の前にいるなら見とれない男子はそうは居まい。
「それで、なんて名前なのかな?
答えないなら、パパって呼ぶからね!」
と少女は素っ頓狂な発言を言い放った。
いや、俺まだ高校生だし、DTだし、いくらなんでもその呼び名は冗談がきつい。
そんなに老けてないしさ。
「なんでパパやねん!?」
「私をお金で買ったから!?」
いや、買ってねーし。
なんてことを言うんだ? この娘は、風聞が悪いにもほどがある。
先ほどまでちょっと甘かった空気はド声やら、急激に怒りの感情がわき上がってくる。
「冗談でも許せない。 却下だ。 訂正しろ!」
「あら、いやなんだ? 向きになるって事はまさか心当たりが?」
「あるわけねー、俺には歴とした藤村蒼太という名前があるんだ。
俺のことは蒼太と呼びなさい」
そう、俺の名前は蒼太、高校二年だ。 間違っても子供が居るような年齢ではない。
一応追記すると17歳でもある。 浪人とかしてないからね。
「蒼太ね。 でも私、パパって言う呼び名気に入っちゃった。 私を買い取った責任とってもらえる? ねえ、パパ?」
「いや、だから買ってねーし」
――と眼前まで見つめるように迫っていた彼女を押しのけて、答えた。
なんか距離感が近い、あまり見つめられると、意識してしまう。
「あ、今エロいこと考えたでしょ? 流石パパ、やらしいんだー?」
――と彼女はクスクスと、嗤って言い放った。
嗤う彼女の横顔につい見とれてしまう。 月光の映えるうつくしい夜のことだった。
まだ、1話なので、よくわからないかなあとおもいつつ、ストック上一気に公開もできないのでとりあえずこの辺で切ります。




