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剣魔未来〈 剣に触れるもの 〉  作者: 数間サハラ
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剣魔未来の世界一覧

 ①世界観

 世界には様々な形質を持つ新しい資源である「鋼魔」を使って、文化的活動を営む。鋼魔は科学的な事象を引き起こすためのエネルギーとなることに加えて、性質変換により魔法のような事象を引き起こすことができ、それはそのまま魔法と呼んで使う。

 時代は2315年の未来。しかし、世界の景観は、小説の外のリアルとそれほど変わらない。車や電車などの乗り物や、電子レンジや洗濯機などの家電も普通に存在する。魔法が使えないからといって支障をきたすわけではない。

 国という概念はない。しかし規模を縮小すれば、営まれている町や村に名前があり、多数存在している。そして、この世界の治安を維持するのが「連合ギルド」。小規模町村からこの連合に加入して運営されている。


 ②連合ギルドの仕組み

 連合ギルドに携わる方法は二つある。

 ①連合ギルドに加盟してギルドをつくり、連合ギルドに寄せられた依頼を代行して行う。

 ②連合ギルドに就職する。


 連合ギルドは、世界の治安維持だけではなく、交通や物流などのインフラ整備や学校などの教育環境の充実、公衆衛生、医療の活動を行っている。

 これらの活動は、連合ギルドが直接行うだけではなく、加盟している町村が代行して行うことができる。連合ギルドに加盟するということは、ギルドとしての活動をするための支援が受けられるため、町が発展する起点となり、連合ギルド側も活動規模を広げることになる。

 そのため、町が大きくなると、ギルドをつくって連合ギルドに加盟することが推奨されている。


 連合ギルドは地域によって支部がおかれ、支部はおおむね独立して活動している。支部名は21世紀頃に使用されていた地域名が取られている

 ・欧州支部

 ・西アジア支部

 ・東アジア支部(支部内で更に大陸と島で分割されている)

 ・北アメリカ支部

 ・南アメリカ支部

 ・南半球諸島集合支部

 ・アフリカ支部


 連合ギルドには運営するために分割されている部署がある。連合議会の決定機関と、それ以外の執行機関からなる。

 ・連合議会(ギルドの決定機関)

 ・委員会(連合議会の下部の分割された決定機関)

 ・人事部(職員採用やギルド加盟手続きの仲介)

 ・鋼魔研究・生産部(鋼魔利用の研究、産業生産、連合ギルド全体の鋼魔資源の管理)

 ・鋼魔防衛部(警察と防衛士に分割。治安維持、有害魔獣の討伐)

 ・財務部(連合ギルドの財政管理)

 ・司法部(町村間の争議の判決、司法最高機関)


 ③鋼魔の形質

 ・有機性鋼魔

 →主に生命体の体内に存在する。鋼魔から発生するエネルギー(以下魔力)の伝達や媒介をする。体外では鋼魔の導体、半導体として利用される。

 ・無機性鋼魔

 →鉱物や結晶のような形質。多量の魔力の貯蔵に向く。有機性鋼魔を媒体にして魔力を放出する。

 ・粒子性鋼魔

 →魔力として放出された際の形態。結合しやすく分離しやすい。粒子がより微細になったものは大気中に散る。

 ・増殖性鋼魔

 →有機性鋼魔と粒子性鋼魔の中間の存在。母細胞が増殖を繰り返し、母細胞が死ぬと別の粒子が集合して母細胞となる。死滅する前の粒子が粒子性鋼魔であり、その集合が有機性鋼魔になる。


 ④魔法

 主に人間が人体から魔力を放出する方法のこと。人体に存在する『式臓』という臓器で魔力に性質を加え、放出する。放出は末梢からの方が効率がいい。脳からのイメージの信号を基に式臓内で術式というより複雑な信号になり、魔力の性質を変化させる。

 性質変換前の基本的な性質の魔法を『光聖魔法』と呼び、特異な性質を持たないが様々な性質に変換することができる。

 光聖魔法だけではなく、初めから何らかの性質をもった魔法や、性質が説明不可能な魔法があり、後者がいわゆる異能と呼ばれる類となる。特異性質の魔法や異能は、その性質においては光聖魔法よりも優れた威力をもつが、性質変換の能力においては光聖魔法よりも劣る。


 ⑤七剣

 →過去の人類史における実績により、特別な地位を持つ七人の人間またはその家系を指す。七剣は他の人間ひはない『領土』の保有が認められる。連合ギルドに対する権力は持っていないが、連合ギルドの象徴として各支部の地域に領土を持ち、ギルドとは協力体制をとる。

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