審判の間
「あはははは 面白い人だねえ セバス」
唐突に現れたショタ…ロリなのか?
執事さんの名前セバスなんだ…セバスチャンなら完璧なのだけど
「セバスチャンは祖父の名前ですな」
「むうっ」
身内なのかよ
それと なんでロリは膨れているんだ?
ついハムスターのような頬を突っついてみたくなる
「ヒイィ」
あ…怯えてセバスさんの後ろに隠れてしまった
「セバス…こいつ怖いから違う世界に送る…」
「レスリ様…簡単に異世界転移は決めれませんよ」
「ダッテ怖い…」
「異世界転移させるにはギフト扶助が必要になりますが…」
「セバスに委せる」
俺の事なのに勝手に決められていく…
「そもそも審判なのですから貴方は裁きを受けるだけですよ」
あ…そうなんだ…
「早くどっか行っちゃえ」
…このロリ…
「ガアアア」
「わーんセバス~」
「お止めください 強制的に黒い悪魔に転生させますよ」
黒い悪魔?格好良さそう…
「六本足の悪魔ですが?」
げ…それってゴ…
「ええそうてす」
なんて良い笑顔で言うんだ…
「か…勘弁してください」
「判決不知火純生を黒い悪魔に…」
ロリが非道い…
「なりませんレスリ様 この者は異世界転移に決まりましたので」
助かったのか?
「じゃ もう会わなくて良いんだよね?」
「会う事は無いのですが…暫くサポートをする事になりますが…」
「やだ…」
くっ…
「でしたら こうしましょう」
「もう早く行っちゃえ」
あっ…