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過去作品・打切作品編

五月は虚無の国【打切】

 十月がたそがれの国ならば、きっと五月は虚無の国だ。ほの暗いというよりは、胸が透くように明るくて、ゆっくり冷えてゆくよりは、これから暑くなる季節。春が終わり、桜の葉が生い茂り、それでも空元気のように太陽がさんさんと輝いている。五月病だなんて世間は言うけれど、それはきっと初夏の季節の妖精が招いた、意地の悪い魔法に過ぎないんだと思う。
 ここにあるのは、そんないたずらに心を振りまわされたひとたちの、微々たる物語。虚しさを抱えたひとびとに送る物語。退屈と倦怠に魅せられたひとびとに、この断片の言の葉をささげよう。

◆掲載作品(予定)リスト
・月曜日のサボタージュ(完結済)
・さみだれとワルツを
・葉桜の散るころに
・単食と蛍光色
・五月病シンドローム
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