平凡だった日
これは単なる私の想像であり作り話なので
事実とは全く関係ありません
今日もいつも通りの下校時間
友達と4人で帰っていた
楽しくおしゃべりしながらのんびりと
いつもの平凡で平和な1日になるはずだった
「じゃあねー」『また明日ー』…
ここからは友達3人は左へ
僕だけ右へ行く別れ道についた。
一人は寂しいがいつもの事だから仕方なく思う。
…ここまでがいつも通りだった
何も考えず歩いているとバス停で
待っているおじさんにあった
頭を下げるおじさんに対して僕も頭を下げた。
気がつくと足の下には、紫色の綺麗な
花が落ちていた。
あっちにも、あっちにも、あっちにも…
たどっていけば何処かにつきそうな気がした。
帰っても親は居ない、誰も居ないので
たどってみる事にした。
*
紫、ピンク、赤、スミレ色…
色とりどりな花畑についた。
綺麗な花をみるより、早く気付けば
良かった。
…さっきのおじさんに後をつけられて居たことを…
背後に人気を感じて振り向いた。
見上げるとおじさんが銀色の刃物の先を此方にむけ、降り下ろしてきていた