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第六話~魔王(仮)~ 誰だ(仮)とかつけた奴

お待たせしました!第六話です!


・・・待ってくれてる方いるんかな(´・_・`)


もうなんかグダグダです。何かgdgdです。ハイ。


そんなこんなで第六話!始まりまーす!

「なにこれ・・・」

そうフードを被った──声から女性と言うことがわかる。

その目前には、あの〈アロット盗賊団〉が皆倒れてる姿が見えた。

しかも、それをしたのがどうみても軟弱そうな男である。


「あなた、何をしたの?」


(オレ)・・・いや、俺は何もしてないよ?それより、あまり俺に近づかないほうがいい」


「・・・何故?」


「ああなりたくはないだろう?」

そう後ろを顎で指し示す魔王。


「広範囲能力、それも無差別ってこと?でもあなたの事は知らないわよ?」


「知られてたらダメだろう。逆に他のは知ってるのか?」

呆れた調子で尋ねる。



「知ってるわよ?」

フードの女がキョトンと言い放つと、魔王のほうから

「・・・は?」

という声が聞こえた。


「色々知ってるけど大きなものは〈冒険王〉の『規格外(アウトロー)』、〈探検王〉の『自由歩行(フリーウォーク)』、後は、〈獣王〉の『人体狂化(バーサク)』ぐらいかしら」

ふふん、と鼻を鳴らす。


「・・・大きなって一応国家機密だったような・・・?何してんだよ・・・大体何でそんなに能力を知ってるんだ?」


能力を持っているものは少ない。故に大きなアドバンテージを持っているのだが、対策を取られれば、唯一のアドバンテージがなくなってしまう。つまり能力保持者はその能力をあまり人目がある時使わないため、情報の入手は難しい。しかし、このフードの女はそれをいくつも知っていると言う。


「うっ・・・な、何でも良いでしょ‼色々あったのよ!色々と!

でも【王】達は自分から言ってるわよ?」


「・・・どう言う事だ?」


「えっとー・・・あ、あった」

と、フードの女が懐から出したのは


「・・・『魔王討伐選定大会』?」

そう書いてあるチラシだった。


「そうよ、五年くらい前から開催され始めた大会で、各国から毎年たくさん残った人が集まってるのよ。そこで一番強い者が魔王討伐パーティーにはいれるの。ただ二回ほど事情があって『優勝者無し』があったの」


「何でだ?」


「・・・【王】の参加よ、規定では【王】及び『勇者』の参加は認められてないとされてるのに、普通に身分を隠してお忍びで来てるのよ・・・」


「ああ、そう言う事。まぁ確かにその規定を除いて身分問わず、って書いてあるし【王】くらいになれば偽装ぐらいできるわなぁ・・・んで、つい熱くなって能力の使用。そこでバレるって訳か」


「ええ、そうよ・・・それより、いつまでもこんなところで話してないで移動しない?」

そうぐるっと見渡すと白目を剥き、涎を垂らしながら失神している男達がそこらかしこに倒れていた。


「っと、それもそうだ。むさいおっさんに囲まれても嬉しくないわな」

と、馬車に歩きだす魔王。


「そう言う訳じゃないんだけど・・・」

それについていくフードの女。


そして馬車に乗り込む二人。


「さて、どこへ向かえばいい?えっと、」

そこで少し口籠る。


「フィムよ。フィム・ネルド。一応『魔術師』をやっているわ。あなたは?」


「ああ、俺は───」


ここでふと魔王は思った。


自分から【魔王】と名乗った事は無いが、一番有名なのはそれだ。

しかし、先程の『魔王討伐選定大会』などの存在から自分が疎まれているのは分かった。

つまり、ここで魔王と名乗ればこのフィムと名乗った女も逃げるかも知れん。

そうなればまた迷子になり、何日もさまよう事になる。それだけは避けたい。

しかし、即興でいい偽名が思いつく筈もない。

だから、と言う訳でも無いが、既に決めている。

俺を討伐?やれるもんならやってみな、という半ばヤケな感じだが、こう言った。









(オレ)に名前はない。

故に【魔王】と名乗らせてもらおう」


この魔王が自分を仮に魔王と認めた瞬間である。


ここまで読んでいただきありがとうございます。



無理矢理感が半端ない(笑)

ていうか無理矢理進めたいだけです。ハイ。


実際ここ一話で終わらせたかったのに何か次もかかりそう・・・


まぁ王様の活躍?に乞うご期待!


まぁ期待されても文才はかわんないんですけどね・・・

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