【公式キャラクター設定】
【公式キャラクター設定】
― 黒薔薇会と学園の仲間たち ―**
本作に登場する主要キャラクターをまとめました。
性格・立ち姿・雰囲気の“キャラの掴み”を重視した構成です。
黒薔薇会のメンバーは エリザベートを中心とした6名、
さらに 悪役令嬢の友達枠としてセラフィーナが参加します。
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黒薔薇会 ―6名の“自称悪役令嬢”サロン―
エリザベート主宰の淑女サロン。
表向きは「礼節を学ぶ高潔な集まり」だが、実態は
“悪役になりたい淑女たちの修行場”。
なぜか全員、周囲からは「聖女」「淑女の鑑」と崇拝されている。
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■ エリザベート・フォン・ローゼンクロイツ
黒薔薇会 主宰/自称・悪役令嬢(未遂)
口調特徴: 上品・ツン・常に“ですわ”
セリフ担当:「わたくし、悪役ですわよ?」
非セリフ特徴:
•所作が完璧で、歩くたびに周囲が道をあける
•高笑いしても上品すぎて“聖女ボイス”扱い
•皮肉を言っても「気遣い」と解釈される
•王太子が近づくと無意識に回避(高速)
印象:
悪役になりたいのに完全に高潔令嬢。
“誤解の中心点”。
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■ マルグリット・ド・セルヴァン
副主宰/元・断罪令嬢/内気で優しい子
口調特徴: 丁寧・おどおど・敬語・崇拝系
セリフ担当:「エリザベート様……お美しい……!」
非セリフ特徴:
•小動物のように震えながらついてくる
•エリザベート語録をノートに丁寧にメモ
•すぐ涙ぐむが、芯は強い
•ティーカップがよく震える
印象:
黒薔薇会の一番“守りたくなる存在”。
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■ フローラ・リュミエール
天然の癒し担当/元ヒロイン候補
口調特徴: ふわふわ・語尾が伸びる(〜ですぅ/〜ですよぉ)
セリフ担当:「また転んじゃいましたぁ〜」
非セリフ特徴:
•ふんわりした動作で、常に花の香りがする
•歩くと少し浮いているように見える
•よく転ぶ/袖を掴むなど距離感が近い
•手先が器用で小物整頓が得意
印象:
いるだけで癒し。天使枠。
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■ クレア・フォン・アイゼン
氷の才女/参謀&ツッコミ
口調特徴: 冷静・分析・短いツッコミ
セリフ担当:「状況を整理します」
非セリフ特徴:
•メガネを押し上げる癖がある
•読書スピードが非常識に速い
•感情は薄いが眉だけはよく動く
•黒薔薇会の議事録を淡々と作る
印象:
理性の砦。皆の暴走を止める冷静な参謀。
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■ リリア・ベルモント
暴走バ火力/悪役を完全誤解するヒーロータイプ
口調特徴: 大声・感嘆符多め・戦隊ヒーロー調
セリフ担当:「よっしゃああ!!」
非セリフ特徴:
•走る・飛ぶ・突撃が基本行動
•料理・道具は雑だが壊れない
•悪役ポーズを取るが完全にヒーロー
•大笑いの時は手を叩く
印象:
黒薔薇会の破壊神。
事件がすべて彼女で3倍に膨らむ。
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■ セシリア・ノアール
年長の辛口お姉さん/社交界経験豊富
口調特徴: 低め・皮肉・大人の余裕
セリフ担当:「若い子は騒がしいわねぇ……」
非セリフ特徴:
•紅茶の淹れ方がプロ級
•ゆっくり歩くが存在感がある
•片口角だけ上がる“微笑み”が絶妙
•冷静な観察眼で周囲を見ている
印象:
黒薔薇会の保護者枠。
大人のエレガンス担当。
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悪役令嬢友達(黒薔薇会“非”メンバー)
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■ セラフィーナ・フォン・グラディウス
武門貴族の娘/近寄りがたい美人/照れ屋の姐御
口調特徴: 強口調・ぶっきらぼう・照れ否定
セリフ担当:「ち、違う! 別に助けたわけじゃない!」
非セリフ特徴:
•背筋が軍人レベルで一直線
•目つきが鋭く、第一印象が怖い
•根は誰より優しくて人助けが早い
•家事・料理・裁縫が超得意(ギャップの暴力)
印象:
怖がられたいのに“頼れる姐御”。
エリザベートとは悪友ポジション。
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学園レギュラーキャラ
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■ アルフォンス王太子
プライド高い・空回り・胃痛持ち
口調特徴: 語尾「!?」多め・焦り声
セリフ担当:「なぜ逃げる!? エリザベート!!」
非セリフ特徴:
•歩くとき自信まんまん
•エリザベートを見ると早歩き
•避けられるとしょんぼり
•嫉妬時は唇を噛む癖
印象:
事件簿の“公式被害者”。
応援したくなる王子。
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■ 学園新聞部
早口&テンション高い誤解製造機
口調特徴: 実況調・早口
セリフ担当:「今の見ました!? 記事にします!!」
非セリフ特徴:
•ノートは走り書きだらけ
•物陰から飛び出す特技
•カメラ構えながら走る
•エリザベート観察歴が長い
印象:
誤解と混乱の最大発信源。
彼らの存在だけで話が面白くなる。
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■ 生徒会・教師陣
正気担当/後処理班
口調特徴:「落ち着いて」「規則が」「殿下!」
セリフ担当:
•生徒会:「皆さん落ち着いてください!」
•教師:「殿下ァァ! 規則違反です!」
非セリフ特徴:
•書類の山を抱えがち
•王太子の行動に頭痛の気配
•事件処理後は全員疲労顔
•黒薔薇会と殿下の間で胃痛
印象:
学園の最後の砦。
読者が共感できる“常識人代表”。




