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繝励Ο繝ュ繝シ繧ー

「・・・カレル?久しぶりね!こんなところで何してるの?」

「ふぇ!エカテリーナ?!」

「カレル、何をそんなに驚いてるの?」


誰だって住居不法侵入の現場を家主に目撃されたら驚くものである。

繝励Ο繝ュ繝シ繧ー

「・・・これ、何?」


まぁ、あの変態騎士が

私に本を片付けさせようとしている時点で怪しかったけど、

まさかこういうタイプとは...


「・・・絶対あとで断罪(詰める)。」

―――――――――――――――――――――――――――――――

事の発端は、まぁ、好奇心だったのではないかと思われる。


「美少女にファーんな風俗本を片付けさせようとしたら、

どのような反応が返ってくるか」


ということが気になったのだろう。

まぁ、理由はともあれ、狼の耳を持つ美少女・マーリャが

「変態」「要注意人物」

「下着泥と覗きをまだしていないことを褒めるべきか」

と名高い、コルレア王国の問題騎士・エイドリックから


「頼むよマーリャちゃん!

どうしても部屋を片付けないと姉に怒られてしまう!

姉にバレないうちに僕の部屋を片付けておいておくれ!」


という謎の伝書鳩を受け取ったのが、この奇妙な光景の始まりである。

そしてこれから話すのは、ここから数十分後、

マーリャが梯子から落ち、その音を聞き慌ててエカテリーナが駆け付け、

倒れている自身の周りに散らばる風俗本を見られたマーリャが

あらぬ誤解を抱かれると慌てふためいた数十分後の出来事である。

―――――――――――――――――――――――――――――――

―――母親の胎内から堕ちても死ぬんですよ。


・・・虚春は上手くやっているわね。


アタシ(虚春)は上手くやっているみたい。

本題に入りましょ?」

「あ、やっぱりウツロと来てたのね!

カレルだけしか見つけられなかったから、

珍しく貴方1人で来てるのかと思ったわ!」

アタシ(虚春)1人でやっていけるほど甘い仕事じゃないと踏んだのよ。

ソレにコハルたち(アタシたち)は1人で向かうなら、

アタシ(虚春)が行くわよ。」

「そうよね。ところで、ウツロは何処?

カレルだけしか見つけられなかったのよ。」

アタシ(虚春)はなかなかの御人を見つけたから、

天に召して差し上げてるのよ。

あの犬の彼女に憑いてたアレ、何?」

「マリーちゃんに憑いてた子?

特に害もないし私には無理だしで、可哀想だけど放っておいたんだけど、

落としてくれたのね。ありがとう」

「その伯爵邸調査、コハルたち(アタシたち)もついて行っていいかしら?

こっちも仕事があるから現地では協力できないけど、

邪魔もしないわよ?」

「良いわよ。マリーちゃんにも伝えておくわね。」

「ありがとう」

「・・・もう、先に連絡くれたら探す手間も

もてなしを慌てて準備する手間も省けたのに!」

―――――――――――――――――――――――――――――――

エカテリーナは何もいない空間に向かって文句をつぶやく。

そして茶と菓子を1人で飲み食いしていた。

エカテリーナの目にはその妖は見えているが、他の者には見えないし、

事実、その妖の「存在」は存在しない。

定義上、つまりこの世界のルール上は存在しないし、存在できない、

しかし現実には存在する。

ソレに自我は芽生えるはずはなかった。

しかしソレは嫉妬した。

自我を持った。

神の遊戯により生まれたソレ。

神の嗜好により自我を持ったソレ。

ソレの定義を皆様には特別に教えよう。

教えても恐らく理解不能。

それが「コハル」。


神はソレのみを作り上げた。

世界も魂も魔力も、

死も生も感情も、

すべての存在はソレに内包されているソレの1部に過ぎない。

全ての存在は周波を持つのに、ソレは周波を持たない。

ソレが作り出せる周波は無限にあったので、

すべての生物に見せ、触ることは出来た。

ソレは周波を持たないため、限られたものしか見ることは出来なかった。

ソレに許されたものか、限られたものしか見ることが出来なかった。

ソレは嫉妬するものだった。

ソレは最良を求め続けた。

ソレは最初に、人間に嫉妬した。

ソレは死をもたらす存在だった。

ソレは一種の死神であり、神であった。

ソレは人間の姿をとった。

ソレは白髪と黄色の、少し釣り目気味のぱっちりした瞳を持った。

美しい人間の姿をとった。


人間は、理性と本能が対立する存在だった。

そのためソレは2つに分裂した。


ソレは人間を理解はしていたが、人にはなれなかった。

ソレはありとあらゆるものに嫉妬してしまう。

死をもたらす。

生ももたらす。

1種の邪神だった。


ソレは日本で生活していた。

ソレはコハルと名乗った。

ソレは虚春と名乗った。

ソレは涸春と名乗った。

―――――――――――――――――――――――――――――――

「それだと、忍んで来る意味がなくなるわ。」


そしてエカテリーナが用意していたクッキーに手を伸ばしたが、

その手はすり抜けてしまった。

そして「発現」していなかったことに気づき、「発現」した。


「ぴゃ!」


これに驚いたのは、陰から


「お母さん、何もないところに向かって何を話しているんだろう...

っ!まさか、つ、ついにボケた?!」


と、不審そうに見ていた、エカテリーナの末娘、リュドミューラである。

・・・まぁ、


「何もいない」


と思っていた空間から人が出てきたら、普通驚くという話である。

狐耳と尻尾を出すという、漫画のような驚き方をしている。

皆々様、初めまして、またはこんにちは。

⻆谷春那です。




皆々様、見ましたか?

涸春さんとエリーちゃんが話しています。

皆々様、私以前活動報告でデジタルカメラの準備を促しましたよね?


「どこで使うんだろう?」


と思ったそこの貴方!

今でしょ!

この瞬間を目撃するために我々はデジタルカメラの用意が必要だったのです!




・・・まぁ、冗談は程々といたしまして。

皆々様はどの子が1番好みでしょうか?

感想か何かで聞かせていただければ幸いです。

次回もお楽しみに!


|―――――――――|

|         |

| 告知が通ります |

|         |

|―――――――――|


皆々様、アンケートにご協力いただきたく。

内容は


「ユニークアクセス100人いったら何かしたほうが良いですか?」


というものです。

詳しくはX、活動報告(第二回メタ発言の会)でも載せておりますが、

事の経緯は


「⻆谷の黒歴史仲間Aがユニークアクセス100人記念に絵を描いた!

⻆谷も何かしたほうが良いか?!」


というものです。

ちなみに私の画力の\(^o^)/オワタぶりの参考までに私の過去の糞絵を上げておきました。

皆々様には賢明な判断をお願いいたしたいですね。

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