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SHOOTING STAR  作者: 愛馬恋
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第1章 選ばれし者の誕生 2話 目覚める力(パワー)

 「・・・目覚めよ‼︎」

 「・・・目覚めよ‼︎流星。」

 この日の夜、不思議な声で目が覚めた俺は、ワクチンを接種した左腕に強烈な痛みと、腕が焼けてしまいそうなくらいの熱を感じた。

 「なんだこれは⁉︎」

 「・・・てか、めっちゃ熱いんだけど……しかも痛て〜」

 何が起こったのか全く理解できないが、この時、学校でれいじが言っていたことを思い出した。

 (「・・・・・・りゅうせい、お前は今日、とある能力を得るかもしれない。覚えておけ!!」)

 「・・・まさかな⁉︎」

 俺は左手に力を入れてみた……「ドクンッ!!!!」

 「・・・・・・えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 手から「炎」の渦が出始めて俺の身体を覆い、するとその瞬間、炎をまとった龍が窓の外に現れ、そしてまた謎の声が聞こえてきた。

 「・・・これで()()()()だッ!!!」

そうして、完全に俺の脳は一時思考停止し、気づいたら朝だった。

 また、いつものような日常が帰ってきたのか⁈・・・・・・と思ったら……

れいじが迎えに来ると、一言目に「おっはよーりゅうせい!!その様子だと能力に目覚めたようだなぁ〜」

 なぜ、れいじがこのことを知っているのか気になり、俺は汗をダラダラ流しながら焦って

「れいじ、お前何か知ってるのか?」と、聞いた。

 するとれいじは「……実は俺、地球管理委員会っていう秘密組織の者で、りゅうせいが能力に目覚めたらマネージャーになるよう上から言われてんだよぉ」

 「あと言い忘れてたけど、君はsevens starのうちの一人になったわけだから、これから未知のウイルスに感染した生物と戦うことになるからよろしく〜」

 れいじの話を聞いて、そうこうしているうちに学校に着いていた。

 結局、朝からこのことで授業の内容が全く頭に入らないまま2時間目が終わって、さっき、れいじからもらった堅苦しい文章で書かれた冊子を見ているいると、何やら廊下の窓付近で騒ぎになっていた。

 何事かと思って見にいくと、昼間にもかかわらず、大量の流れ星がハッキリと見える。

 「そういえば!!……さっきの本に!」

 (「……幾千の流星が降り注ぎし時・・・・・・」)

 気づけば隣にれいじがいた。

 「ついに来たか、来てしまったか!予言の時が……」







                              つづく








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