プロローグ
あなたたちは今、地球という太陽系にある星に住んでいます。今から語る物語は、その、地球ではなくて、他の星の物語です。
ずっと昔、偽者の神様『偽者神様』がいた。この神様は、地球という星にある、生命や水にとても興味を持ち、偽者の地球、『偽者星』という星を作った。大陸の形、海の広さ、全てを同じにし、太陽まで作った。が、しかしこの偽者星には、生物が誕生しなかった!なので、偽者神様は偽者星に種をまいた。それは、人間や動物を作る種だった!そして偽者神様は、順調に生き物を作っていった!人、ウサギ、クマ、イヌ……そして、100年ほど、順調にん進んでいった。けれど、同じ作業の繰り返しに、偽者神様はこう言った!もうあきた!と。偽者神様は、全ての種をぐちゃぐちゃに混ぜて、この世界にバラバラまいていく!すると、人の種と混ざった動物たちは、2本足で歩き、しゃべるようになった!
この本から始まる物語は、くまたんというくまから広げられていく。このくまたんも、くまのくせに2本足で歩き、しゃべり、服を着る。また、同じ種から生まれた、うたたん、しばたんがいる。うたたんはうさぎで、しばたんは、柴犬。もちろん、2人とも、服を着ているし、しゃべっている。この3人で一緒に暮らしている。