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1話 OLの私がマッチョなおっさんになって異世界転生!?

読んでくれたら幸いです。

男の人が女の子になる本は多いのに、何故か女の子が男の子になるのはあまりないので書きました。


 朝起きて電車で会社に向かい一日中パソコンに向かう。それが私の日常だ。


恋愛も高校時代に自然消滅した一度だけで友達も少ない。


そんな私にも癒しがある。それは、漫画や小説アニメを見ることだ。


バトル系も日常、恋愛コアのところでいうと百合もBLハードなやつでも何でもこいだ!


最近では流行っている異世界ものに私もはまっている。


異世界転生して特別な力をもらって俺Teeをしたい。


部長のうっすら禿げた頭をあの日曜の夕方にしているアニメの家族のお父さんみたいに、一本だけ残してあとはすべて燃やしたい。


そう思ったことは数えきれないほどある。


まぁ非現実的な話なんだけど・・・そんなことを思いながらいつも通りアニメを見てから敷布団に寝ていた。


ガタガタガタッ!!部屋のものすべてが大きく揺れている。


本棚も大きく揺れた。


女はハッと目を覚ました。何年もかけて集めた漫画や本が目の前に降ってきた。


ドォン!!と音が聞こえて意識が遠のいた。


 体がだるい、背中にチクチクと草の感覚がある・・・目を覚ますと太陽の光が目に入ってきた。


体を起こして周りを見回すと180度自然が広がっていた。


見たことのない色形の植物が生えていた。


そして薄々気づいていたが、自分の格好を確認するとバキバキに割れた腹筋と立派な胸筋があった。


つまり服を着ていなかった。


それ以上に驚いたことに自分の下半身に父親のそれと同じものがついていた・・・。


目を疑った。


自分の頬何度も思い切りつねった。


しかし目は覚めなかった。


「もしかして、男に性転換した上異世界転生とか?んなわけないか・・・。ははは・・・」


手を空に突き上げ大きく伸びをした。


「せっかく現実じゃありえない夢を見てるんだし楽しもう!!そんで朝起きたら昨日のアニメの続きを見よう!・・・ん?」ハッとして、記憶がフラッシュバックしてきた。


「確か・・・昨日寝てたら地震が起きて、目が覚めて目の前に棚が・・・」腰が抜けた。理解した。私は死んだのだろう。


頭の上のほうに本棚を置いてしまった、私がばかだったん

だ・・・。


うずくまり声を出して泣いてしまった。


もう母に父に兄に妹弟に家族に、先輩に、たった一人の親友にもう会えないのだ・・・。


みんなにありがとうも伝えれてない。


みんな悲しむかな?驚くかな?本当に迷惑かけてっばかりだな。


一目だけでも会いたかったな。


少しだけでも話したかったな・・・。


泣きすぎてもう涙が出なくなったあともしばらくぼーっとしていた。


泣き疲れてふらふらと歩いていた。すると水の音が聞こえてきた。


音のほうへ足を進めると綺麗な川が流れていた。


たくさん泣いたせいかのどがカラカラになっていることに今気が付いた。


川の水は飲だことはないが贅沢は言えない。


水があるだけラッキーだろう。


水を飲もうと川を覗き込んだ。


すると川に無精ひげの生えたごついおっさんの顔が映った。


手を振ってみた。川の男もてをふった。自分の動きと連動している。


男は不思議気な顔をしている。自分が今している表情をしているような・・・


まるで自分を見ているような?「そういえば今の私はムキムキの男・・・」あははははっ!!


もう色々なことが起こりすぎて逆に笑えてきた。


「こんなことってあるんだ・・・」とつぶやくと水を手ですくい一口こくんっとのみ「おいしい・・・」とつぶやき飲める限界まで一気に水を飲んだ。


顔を水で洗い、よしっと気合を入れて立ち上がった。


「まずしないといけないのは、服とか体を隠すものを探す。食料調達!人探し!」


そらを見上げ腕を腰に当ててまっぱで大声で叫んだ。


そういえばこういう異世界転生ものってなんか特別な力とかあるよね?


あと「『ステータスオープン』とかって言ったらなんか出てきたりしteeeeee!?」


なんと目の前にゲームでよく見るステータス画面が出てきた。


名前・Level・年齢・攻撃力・特性・アイテム・その他と書かれていた。


「いやその他ってなんだ?それに、年齢42歳。そこだけ書かれていてあと名前も何も書かれてないってなに!?」


ため息をつき、もうこの状況でいちいち突っ込んでもしょうがない。


とあきらめた感じでステータスで何かできないか探ってみるようにした。


アイテムってどうやて見れるんだろ?


さっきみたいに声に出したら出てくるとか?


「アイテム・・・」シーン。


何もおころなかった。いやちょっと恥ずかしいな・・・。


顔を赤らめて照れているがおっさんの姿である。マッチョのおっさんなのである。


触れないのかな?と思いアイテムと書いている文字のところに指を動かした。


すると画面?が変わり衣服・水・食料・家とかかれている。


「へ?これチートじゃ・・・いやまあいいや。とりあえず衣服と食料を選択っと」


文字を指で押すと何もないところからたたまれた服と藁でできたような靴、おにぎりが2つが葉っぱの上にのってでてきた。


服を広げると半そでの白のシャツと絹出できているのだろうか、少しざらざらとした橙色のズボンだった。


早速服を着ると驚くほどぴったりだった。


そして、アイテム欄を確認してみると何も変化がない。


ためしに衣服・水・食料のところを3回ずつタップしてみた。


すると、先ほどと同じ上下の服と靴が3セット。


何かの袋・・・何なのかを確認するため中を出して確認してみると綺麗な水だった。飲んでも大丈夫そうだ。


汁碗に入った味噌汁、牛肉のようなステーキ、全く見たことのない、イチゴのような見た目の真っ青のフルーツらしきものがあった。


見た目が青色なだけ食欲はわかない。


ほかのものがおいしそうなだけに少し残念な気持ちだ。


これを食べるのは最終手段にしようと決めた。


「どうしようこれってしまえたりしないかな?」


と思いそれを手に取り匂いを嗅いでみた。


甘い良いかおりがした。


とても美味しそうな匂いだ。


ポケットにしまおうにも入らない。


「スペースが欲しいな・・・」フッ


急に手のひらにあった謎の果物?が消えた。


アイテム欄を確認してみると『イアゴ』とかいてあった。


『イアゴ』?イチゴやイナゴではなく?何故びにょうに名前を変えているのだろうか?


名前適当すぎるよまったく・・・


しまったものを取り出せるのかと押してみた。


すると先ほどのイアゴが地面の上にコロンと出てきた。


それから確認のために何度か繰り返した。


と思っていたが、とりあえず食べ物を見ていたら腹が減ってきたのでおにぎりを食べることにした。


丁度良い塩加減のしおむすびだった。


とてもおいしかった。


パクパク食べているとあっという間になくなってしまった。


我慢していたが、先ほどからずっと匂っているお肉が食べたくなる。


よだれがだらだら垂れてきた。


今までこんなことなかったのに・・・


おにぎり一つでもギリギリ我慢できたのに・・・


「もう無理!!我慢できない!!」


と箸やホークなどの食べる道具もなかったため、素手でステーキに掴みかぶりつき夢中で食べた。


すると一キロほどあったステーキを一瞬にして平らげてしまった。


「ふぅ。うまかった!!でも本当によく食べたな。体が変わったからかな?」


食ったっ食ったといわんばかりにおなかおさすった。


「さて、泣いて笑って腹も満たして、衣食は確保したことだし周りを探索してみるかなー。水場もあるから拠点はここら辺がいいかな。」


服を水にぬれない岩の上に置き、周りを見回って小さい少しとがった石を探した。


迷ったらいけないから木に印をつけて歩こう。



読んでくださりありがとうございました。

気が向いたらのんびり続きを書く予定です。

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