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アイドルハウスの住人  作者: 青羽
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2話 誰とのシェアハウス?

部屋に荷物を置いて、リビングに向かう。

ソファーに座っててと言われて座ると、かず兄が麦茶を出してくれた。


「かず兄、何から何までありがとね」

歩いて来た体に麦茶が染み渡った。

「案内はしていないけど、二階は僕達の部屋だよ。また後で説明するね」


そう、ここはシェアハウス。

かず兄が私より先の今年1月にここで暮らし始めたとき、5人の男性も一緒だった。

その5人というのは、今売り出し中のアイドル、『TRICKS(トリックス)』なのだ!


といっても、正直なところ私はあまり詳しくない。

それに比べて、かず兄は…。

「そうだ!TRICKSのポスター1枚あとであげるね!」

とキラキラした顔をしている。


TRICKSのリーダーと元々知り合いというのもあり、結成時からファンなのだ。

ファンが直接的に生活を支えてるのって凄いなあ…。


「今日からみーちゃんが来ることは皆に伝えてるから、夕食は全員揃うよ。その時に挨拶しようね」

嬉しそうに話すかず兄に微笑み返すが、急に来た女の私に彼らがどう反応するのか、大きい不安が胸の中にあった。

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