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迷走
人間にオリジナルなどないのでは無いかと思う
赤ん坊を数人集めて全く同じように過ごさせたら、全く同じ人間が2人くらいできてもおかしくないのではと思うのだ。
個人の思考など、感想と感想を足し算して生まれたような物なのだから、いくつかパターンはあれど無限にあるのかと言われればそこまであるものでもない。
というのを踏まえた上で、だ。
同じ食事を同じ量、同じ睡眠時間を同じ環境で……と突き詰めた結果、集めた数人中同じ人間が2人ほど出来てもおかしくはない気がするのだ。
こんなのただの確率問題。
確率問題で解決するならオリジナルなどない。
ただそれはパターンが地球総人口の約83億以内に収まることが前提であって。
収まらなければ結局オリジナルという事になる。
同じ人間が居ないということになるから。
考えるだけ不毛である、と気づいた時には頼んだアイスが熔けていた。
‐ 世間はそれを、迷走と呼ぶ ‐
迷走というか、瞑想が迷走して迷想ですね




