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おっさん万葉集

笑ってくださいな

「風に乗せる詩」企画主宰作品


高校生の頃に書いた4行詩が元ネタです。



切ない想いを言葉に変えて


つたない言葉を歌にして


そうして歌が風にのり


やがて貴女に届けと願う



千々に乱れたこのこころ


紡いで糸をつくりましょ


編んで綺麗な反物を


貴方のために織りましょう



春の日差しで想いだす


夏の木陰で想いだす


秋の月なら照らす道


優しい音色に想いだす



貴方のためのこの着物


貴方に着せる日はいずこ


私は待ってくたびれて


針刺す指に血がにじむ



今日は故郷へ帰り道


貴女の元へ帰り道


お土産持って帰り道


少し不安な帰り道



今日は貴方のお迎えに


着物抱えておめかしで


挿したかんざしシャラシャラなって


不安ばかりの待ちぼうけ



切ない想いを言葉に変えて


つたない言葉を歌にして


音痴だけれど歌いましょう


どうか笑ってくださいな





だからお願い泣き止んで

語感だけが全て(笑)

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― 新着の感想 ―
[良い点] こちらが元だったんですね!素敵でしたー! 私の脳が貧困なもので、今回の企画参加に必要な4行詩だけだと寂しげなイメージしか湧かなかったんですが(私がやるなら多分そうなっちゃいます)、とっても…
[良い点] あたしは、書けば短歌か俳句、若しくは川柳ですねぇ。   長文詩は、あんまり得手じゃないです…。 [一言] 即興で。   《その念い 詩(うた)に托して 流せども 流るる念いも 時に流れて》…
[一言] へぇ~詩まで書けるんだ。ふぅん(書けない人の嫉妬)
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