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感情がわからない  作者: 七星北斗
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 錬金術師に作られた少女。


 私を作った錬金術師である父は、私が12歳になったその日、父の存在が消えた。


 私と父の住む古びた洋館で目覚めると、家の中から父の気配がしない。


 私の中にもやもやとしたよくわからない感情が支配した。


 無表情のまま、洋館中のドアを全て開けた。


「お父さんはどこへ行ったの?」


 私はぽっかりと、あるべきはずのものを失った気がした。


 全身から汗が流れるような不安。心臓がドクドクと脈打つ。


 この感情は、恐れてる?


 わからない、わからないよ。


 父は二日経っても帰ってはこない。


 どうして?


 どうして帰ってこないの?


 私は捨てられたの?


 外は怖い。ドアの向こうに行くのが怖い。


 でも、お父さんを探しに行かなくちゃいけない。きっとなにか理由があるはずだ。


 どうして何も言わずに私を捨てたのか?理由を知りたい。


 父に再び再会をするため。


 ホムンクルスの少女は答えを求めて旅に出る。



 マナ

 ホムンクルスの少女。感情が乏しい。


 レグウス=ライバー

 錬金術師。マナを作った理由は不明。

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