第六素材 魔物と人間の住人集め
ひょんなことから街づくりをすることになった創汰達。
さて街を作るにもまず何から始めればいいのやら……
食品屋さん?武器屋??んー……………でも作るのしても問題は住人がいなきゃなー。
魔物okの人いるかな?人okの魔物いるかな?んんんんんぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
考えてるだけじゃダメだ。何か実行しないと。
とりあえず魔物でも募集してみるか…
森にいる魔物達に声をかけてみるっていう結論に出た。
「スライムさん、近くに魔物の群の反応とかないの?」
「ああそれならゾンビの群れが……」
ゾンビかー。人型だから色々仕事できそうだけど知能が心配だな~~
ゾンビって聞いて驚かない俺の頭も心配なんだが目的のため頑張るしかなかった。
「とりあえず行ってみよう。」
ゾンビの群れは結構近くにいた。はっきり言って不気味。
〈ヘンメル〉で買っておいたメガホンを使って話しかけてみた。
「ゾンビのみなさんこんにちは!!リーダーの方と話がしたいんですけど!!!!!!!!!」
「はい。構いませんよ。」
この世界の魔物は結構優しいの多いんじゃないのか??ノリ良すぎ。
「いや〜私達に向かって話してくる人がいるとは……普通は問答無用に切りかかってくるんですけど……」
まあゾンビだしね。でも結構綺麗でサラリーマンっぽい感じだった。
この人達なら働いてくれそうってオーラを感じた。
早速要件を言ってみた。
「あの今僕たち街づくりしてるんですけど、もし良かったらきてくれませんかね?」
「あっ邪気石を全員に一個ずつでいいんでくれるんでしてら構いませんけども。」
邪気石があれば基本的に魔物の勧誘は容易いな。
これで人出は増えたからこの中から得意なやつとか見つけてやっていきますか。
「よろしくお願いします。」
「はいこちらこそ」
はい第一問題住人集め成功だ。
だが…魔物のばかりになると、人間の敵的なノリで攻められてもおかしくはない。
よし!〈ヘンメル〉で住人集めだ!!
創汰は〈ヘンメル〉居酒屋で誰か来ないか待っていた。
んー人になると難しいな。魔物に対しての偏見があるしなー。
どうしたものか……掲示板に、
(作成中の街の住人募集中!!居場所がないなどのお悩み中な方是非!!)
って貼っておいたけどこの街でそんな人居るわけないよな……………。
「おい、お前か?住人募集ってやつは?」
そう言ってきたのは冒険者のパーティだった。
「俺はバルフ。このパーティのリーダーで剣士だ。」
「私はセレナ。魔法使いよ。」
「俺はガドル。体力自慢の格闘家です。」
ほーありがちな人達。でも逆に馴染んでるな。
明るいやつの方が大丈夫な気がするし。
「で、なんで住人募集にきてくれたの?」
「あんたじゃ話が遠い。街の長呼んできてくれないか?」
「いや俺なんだけど……」
「はぁ!?」
まあ15歳が街の長なら驚くよなー。
でもよくないか?異世界だし?許して?
「それでなんで来てくれたんだい?」
「…………実はですね。この街をそろそろ出なきゃいけんのですよ。」
聞くところによると、冒険の途中怪我をしてしばらくこの街に泊まらせててもらったらしい。
だが、お金が底を尽き、泊まることもできなくなってしまったらしい。
「じゃあクエストとか受ければいいじゃないか。」
「この辺りは『心眼龍』のせいであまりクエストが出回らないんです。」
あーーあいつのせいね。それはこっちのせいだわ。すいませんね。本当に。
内心そう思った。
「なるほどな。いいよ。別に金とかいらないから、ちょっと働いてくれればね。」
「いいんですか!?」
「いいけど一つ条件な。魔物と一緒に住むけどいい?」
三人は考え始めた。
迷っているようだな。そりゃ無理もないけど。
「嫌ならいいんですけ……」
「よろしくお願いします!!」
こうして冒険者も街の住人として仲間になった。
三人を連れて街に帰ってみると立派な宿屋などができていた。
「あっ創汰さんどうです??綺麗にできたような気がしますが。」
「いいねー完璧だよ。」
ゾンビの中に元大工とかがいたらしくて順調だった。
三人は戸惑っていたけど、魔物と話していくうちに心を開いていった。
〔スキル【統率者】、【暗黒波】を収得〕
スキルはポンポン手に入るなー。今度使ってみるか。
街づくりはまだまだ序盤だけど、住人たちは一気に盛り上がってきた。
このままいい街になるといいな。
創汰は皆を見ながら強くそう思った。