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ANASTASIA  作者: 桜依 夏樹
Dear Moonlight 宵世界編
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登場人物紹介 宵世界編


●主要人物


*オリオン・ヴィンセント

この物語の主人公。

アーテル王国で選ばれた宵の剣士、19歳の青年。

ひとたび剣を抜けば一線級の強者だが、普段はマイペースな自由人。命がかからない場合はその場の感情で動きたがる。

花の楽園で生まれ育ち、遺装(アーティファクト)と思われる剣を抜いたことで未来を確約された。

夢魔と人間の混血児。

敵対したアクスヴェインに肉体の操作権を奪われ、宵世界へ連れ帰されてしまう。


*月見(つきみ) 一颯(いぶき)

この物語のもう一人の主人公。

日本K県梓塚市に住む普通の女子高生。

日常をどこか冷めた目で見ているクールさの反面、非常時にはすぐ慌ててしまう。特別な知識も持ってはいない。

梓塚の夜の戦いに巻き込まれ、追想武装という力を手にした。

オリオンを助け出すため、璃音と共に宵世界へと旅立つ。


*リオン・ファレル

カエルレウム連合公国出身の魔術師。

表情がないとまで言われるほど冷静沈着。戦場では時に冷酷な判断を下せる無慈悲さを備えるが実は本質的に怖がり。

"銀弓の魔術師"の異名で名を馳せ、ある遺装を手にしたことでとある魔法形式の究極に辿り着いた。

明世界での名前は"黒弓(くろゆみ)璃音(りおん)"。



●白の国


*キャロル・アクエリアス

アルブス王国の剣士にして軍師。

天才的な頭脳と戦闘技術を持つ文武両道の体現者。代わりに体内に魔力をほとんど持てず魔法適応力(マギアセンス)が機能していない不適合者(ルーザー)

所持する遺装は"蒼剣・ガラティン"。


*シキ・ディートリヒ

アルブス王国の顧問錬金術師。

キャロルとは双璧を成し、ディートリヒ家が産んだ創造魔法に最も近い存在。しかし性格は享楽的で掴み所がない。

本人曰く「キャロルは拾った」とのこと。



●黒の国


*ブリュンヒルデ

アーテル王国に属する槍兵。

過去オリオンに助けられたことがありそれを理由に彼に恋慕を抱く恋する乙女。感情は希薄だが彼に対してはやたらとストレート。

アクスヴェインの反逆に巻き込まれ行方を眩ませた。


*オリオンの姉

ヴィンセント家の一人娘でアーテル最強の槍兵。

その実態は深く語られていないが、一颯の学校の教師である高町(たかまち)黒枝(くろえ)によく似ているとのこと。


*ゴドウィン・クロム・アーテルハルダ

アーテル王国の"元"王。

アクスヴェインの反逆で暗殺され、その後の遺体の行方は判っていない。



●アクスヴェイン一派


*アクスヴェイン・フォーリス

アーテル王国に反旗を翻した反逆者。

完璧とも言われる政治的手腕を発揮し、王を支えたにも拘わらず王族や貴族を暗殺して国を混乱に陥れた。

異形・融合体という人間と異形の雑ざりモノを造り上げ、あらゆる国へ宣戦布告を開始する。

自らの行いの反面、オリオンのように中途半端な存在を"醜い"と感じている。


*白いローブの男

アクスヴェインに仕える白銀の剣使い。

白い魔装束(スペリオルメイル)に身を包む金色の瞳を持つ男性ということ以外はあまり性格や素顔は読み取れない。

どうやらリオンと関係があるらしい。


*ジェーン・ドゥ

"名無し"を名乗った謎の従者。

東国の"キモノ"によく似た帯や派手な魔装束が特徴の白髪の女性。金色の瞳をしているが、前述の男やリオンとの関係は不明。

剣を生み出し射出する魔法を得意とする。



●花の楽園


*マーリン

かつてアーサー王に仕えた予言者。

人間と夢魔の間に生まれた混血児。人間になろうとしたなり損ないと呼ばれ、最低限の人間性に必要な感情が一部欠損している。

男女関係のトラブルが原因で楽園に落とされ、そのまま楽園の主になった。


*ユーサス

マーリンの友人、純正の夢魔。

肉体はすでに死亡しており、生まれたばかりの赤ん坊を友に託した。

魔術師としての実力はマーリンを圧倒的に上回るが、愛という感情が関わると夢魔としての本能を抑えきれない。



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