ステータス
「んん〜 あっ!」
目が覚めた。
「ん?此処は何処だ?俺は確かあの通り魔に刺されたはずだぞ?」
そこは、真っ暗で何も見えない場所だった。
疑問が尽きないが今は自分がどんな状況にあるのかを確認しよう。
「あれ?....手がない?....と言うより全身がない!...まぁ、ないものは仕方がないか」
坂本涼紀は切り替えが異常と言ってもいい程早かった。その理由としては涼紀は暇過ぎて自分がアニメやラノベなどに出てくる魔物や
勇者、国王や宿屋にいる看板娘まで自分がその人物だったらどういう人生になるだろうと妄想していたからだった。
まぁ、涼紀自身
全身が無いようなものになるとは思わなかったがこれも一環だなと思いスルーしただけだった。
「さて、これからどうするか...ん?もしかしてこれは俗に言う転生というやつか?
だが神様や女神様が出てきてチート能力をもらっていないぞ?」
「まぁ、小説は現実より奇なりともいうしな。しかたないか。まぁ一応テンプレに沿って」
『ステータス』
[ステータス]
名前 リョーキ サカモト
性別 不明
種族 無限の可能性
レベル 0/1
ジョブ なし
HP 100/100
MP 100/100
攻撃力 100
防御力 100
俊敏 100
魔力 100
魔防 100
運 10
<スキル>
進化先選択 Lv.1 高速思考 Lv1 並列思考 Lv1
<パッシブスキル>
経験値会得10000倍 必要経験値減少(極)
スキル獲得熟練度減少(極) 魔眼(鑑定眼)
<称号>
暇人 暇を極めた者 冷静人 意味不明
無限の可能性を秘めし者
「...でるのか。色々とわからないことが多いな。まぁ、ステータスとかはわかるとして
進化先選択?進化できるってことか?
今はレベル0だから隣にある1が最大ってことか。最大レベルになったら進化できるのか、成る程な。ドラ○エのジョ○カーみたいだな。」
(わかるひとにはわかる)
「いや、あれは配合だったな。俺の場合はポケ○ンの方かなレベルがきたら進化して
一応進化先選択だしキャンセルできそうだからな。うん。」
(...なんか独り言多いな俺。まぁ、いいか)
「無限の可能性ねぇ。全く意味わからん。どうゆう意味だ?」
<鑑定眼発動>
無限の可能性:現在は何者でも無いが何者にでもなれる魔物。古い歴史、神にまで昇りつめた者がいたとかいないとか...多分ね
「おお〜、説明が出てきたな。此れが鑑定眼知りたいと思った者を見つめれば説明かなんか出てくるってことか。てか、最後スゲェ適当だな。多分て...まぁ、気にしたら負けだと思うことにしよう。他のも調べるか。」
<鑑定眼発動>
進化先選択:己が求める姿形、そして力を持つ者へと進化する選択をすることができる。
過去にこのスキルを所持していた者はいない。と思う。
意味不明:意味不明な者に贈られる称号。
「まぁ、他のやつは大体察しがつくけど結構適当だなこの鑑定眼。てか、眼が無いのにどうやって見てるんだろう、感覚か?いや、此れも気にしたら負けだな。まぁ、全く意味がわからなかったけどステータスについてはこんなもんかな。」