執筆停止のお知らせと謝罪
真に遺憾ながら、処女作『神武神芸』の連載を凍結する旨を報告いたします。
冒頭の『国譲り』神話を創作した後、勢いに任せて執筆・投稿し続けていましたが、その過程で設定や物語の構成の荒さ拙さを我ながら強く感じ、いざ滝郎と鏡子の物語が本格的に始まろうという段に至って、筆が遅々として進まず停滞してしまったため、連載を断念いたしました。
続きを待っている読者の方々がいるかもしれないと考えると、一言の断りもなく筆を置くのは後ろ髪を引かれる思いがあり、恥を忍んでここに未完を宣言する次第です。僅かでも楽しみにしてくださった方がいられるならば、真に申し訳ございません。
無念にも挫折してしまいましたが、あえて削除せず習作として残します。物語を書きあげたいという思いは未だ根強く、現在は本作を練り直して再構築したいという思いから、日本の古典や資料、神話や宗教関連の書籍を読み漁っています。『神武神芸』を下地に作りなおすか、新規に創作するかは判然としませんが、いつかまた作品を発表したいと考えています。
作品への感想・評価などありましたら、一言だけでも残して頂ければ幸いです。今後の糧にしたく思います。拙作ながら、読んで下さりありがとうございました。