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『学校一の高嶺の花は、隣の部屋ではポンコツでした。』 ~偽装彼氏のはずが、どう見ても両片想いです~

作者:楠木 悠衣
最新エピソード掲載日:2026/04/02
瀬戸蒼は、親の海外赴任で一人暮らしをする平凡な高校2年生。自炊と読書が趣味の「陰キャ」な日常に、不満はないけど刺激もない——そんな毎日を送っていた。

クラスメイトの如月凛花は、成績学年首席、容姿端麗、運動万能。誰もが見上げる「高嶺の花」。蒼にとっては、同じ教室にいるだけで眩しい、別世界の住人だった。

——はずだった。

ある夜、隣の部屋から聞こえてきた爆発音。慌てて駆けつけた蒼が見たのは、焦げたフライパンを手に、ジャージ姿で涙目になっている凛花の姿だった。

「……見たわね」 「……見ました」 「忘れて」 「忘れます」 「嘘。あなた、今めちゃくちゃ覚えようとしてた」

学校一の高嶺の花の"真の姿"は——料理をすれば台所が戦場になり、掃除をすれば物が増え、休日は昼過ぎまでベッドから出ない——とんでもないポンコツだった。

さらに凛花から、元カレ気取りのストーカーへの対策として「偽装彼氏」を依頼された蒼。条件は三つ。学校では彼氏のフリ。素顔の秘密厳守。そして——

「……ごはん、作ってくれると、嬉しいかなって」

偽装のはずの関係は、手料理の温かさに、不意に触れた指先に、夕暮れの帰り道に、少しずつ輪郭を変えていく。

——これは、嘘からはじまる、どこまでも不器用で甘い、両片想いの物語。
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