表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

松阪牛しぐれ煮

作者: GONJI

先日、三重県松阪市在住の知り合いから松阪牛しぐれ煮なるものをクール便の配送でいただきました

考えて見れば松阪牛という名前が付いて、これがその身なんやなぁと目で見ながら食べたのは生まれて初めてかもしれません

高速道路のSAで松阪牛せんべいとか、松阪牛ふりかけとか、松阪牛カレーのレトルトパックなんて買ったことありますが、せんべいはエキスだけでもちろん身なんてついていませんし、ふりかけは全部茶色でどれが身の本体か?が解りにくいですし、カレーもあれ身はどこに入っていたのだろう?みたいな感じだった記憶があります


ところが今回の松阪牛しぐれ煮はちゃんと煮込んだ松阪牛のみがパックされているのです

要するに、松阪牛の佃煮ですかね?

これを3パックいただいたのです

1パックが70グラム位でしょうか?

まあ、一気に食べたらすぐにでも無くなりそうな量です


ではまず、1パックを鉢に入れたら・・・何やら少しレンチンしてくださいとのこと、レンチン後・・・おお!脂分が溶けてええ感じの煮汁になり、その上に肉が載って奇麗な色のしぐれ煮となりました

高級なすき焼きの牛肉だけを取り出した感じで、味付けもまさにその味

そして、間違いなく美味いですわ(笑)

文句なし!(まあ、いただいた物でもありますので、文句を言う訳もない)


酒の肴・・・日本酒やね!

熱々ご飯の上に載せる、超高級牛丼!

なんぼでもいけるわ!


さて、1パックを我慢しながら2日で食べきったら、煮汁が鉢の底に残っていました

これ、何かに使われへんやろか?

そこで思いついたのが、カレーに添加したらええんとちゃうん?

これは名案だわ!

ところでカレーはいつ作る?


話が変わりまして、翌日の晩御飯は鍋料理にしました

和風だしの効いた寄せ鍋でした

この残った出汁で・・・そうだカレーを作ろう!

野菜エキスが大量に溶け込んだこの出汁なら美味いかもしれん

そういえば、鍋をした後によくその出汁で、〆のうどんでも雑炊でもなくカレーを作るよなぁ

なんて我に返るのでした

これは完全に習癖ですな(笑)

話が戻ります


では、玉ねぎを細かく刻んで、フライパンで炒める

それを加熱している鍋の出汁に投入して、人参を小さめにカットして投入、ジャガイモは煮崩れしやすいのでレンチンしておいてあとで入れよう

フライドオニオン投入・・・これで香ばしくなる

さあ、味付けだ!


ガラムマサラをガンガン入れる、クミンはシードとパウダーの両方を入れる、簡単な話これだけですでにカレー風味になるんですよね

オニオンスープの素を投入、粉末コンソメを投入

味見をする・・・お!スパイスカレーだねぇ

さらに、ターメリック、コリアンダーと今回初めて買ったカルダモンも投入

さらにスパイスカレー化が進んだぜ!

しかし、辛さが勝ちすぎて調和のとれたまろやかさがあまりない・・・

よし、ここでついに投入!


松阪牛しぐれ煮の1パック目を食べた後の煮汁・・・

少ない量なのに、甘みと風味が格段に上がりました

ということで・・・こうなったら・・・いくぞ!

松阪牛しぐれ煮の新たな1パックのうち半分を投入!

あああ・・・恐れていたことをやってしまった・・・


暫し煮込む、そしてレンチンしたジャガイモを投入する

そしてさらに5分間煮込む

ジャガイモも入れたしとろみが出てきたなぁ

はい!火を止めて暫し待つ


味見をする・・・

おお!間違いのない味!

辛さと野菜の溶け込んだスープの風味に松阪牛しぐれ煮の甘い醤油味が加わって・・・

口に入れた瞬間口の中に甘味が広がり、追い掛けるように野菜スープのまろやかさがきて、最後にスパイシーな風味がやってくる!

無茶苦茶美味い!

さすが松阪牛だね!


でも、食べない!

だって、鍋料理で満腹ですからね(笑)


その日は一晩寝かせて、翌日にご飯にかけて食べたら・・・

最高だわ(笑)

今まで家で作ったカレーで一番旨いのと違うやろか?


いえいえパートナーが作ってくれたカレーが一番で、これは準一番かな?(笑)

しかし、今回のカレーはパートナーも絶賛でしたわ


松阪牛しぐれ煮をいただき大感謝です!

自分で買うには勇気が要り過ぎますからね(笑)

まだ、あと1パック冷蔵庫に入っています!

期待と名残惜しさが並立するまさに一般庶民の私ですな


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ