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飯テロのつもりはないが……。~ラーメン好きな私ののほほんラーメン紹介~

行って来たんですよ

作者: 藤谷 K介(武 頼庵)


 本日も他愛のないK介エッセイにお立ち寄り頂きありがとうございます!!


 本日のお話ですが、『今日もまた……』と言われそうで少し怖いですけど、先日お話をしたラーメンに関するお話となります。


 お時間に余裕がございましたらお付き合い頂けたら嬉しいです。



 

 先日ですね、ラーメンエッセイを2日連日で投稿したのですが、皆さんに割と読んで頂いて、感想などで色々とお話しを聞かせていただくことが出来ました。


 実はですねそのエッセイが投稿された数日後に、市役所にて『ラーメン課』と『そば課』というかが出来たとニュースで取り上げられたんですよ。


 本当に偶然そんな流れになったんで、自分も驚いております。(^▽^;)



 で、です。

 

 昨日なんですけど、墓地への埋葬の件でですね市役所に用事がありまして、その件が片付いた時にふと思ったんですよ。


『ラーメン課』ちょっと気になるし、感想が来てる事や感想の内容を知って欲しいな……と。


 それでですね、ラーメン課にお邪魔して、お話をする事にしました。


 

 初めはですね、何と声をかけていいか考えたんですよ。だって突然行って感想来てますよっていうわけにもいかないじゃないですか。


 なので、窓口に来られて対応してくださった職員の方に思い切って話をしてみる事にしたんです。


「あの~……」

「はい?」

「こちらがラーメン課……でよろしいのでしょうか?」

「そうですが……どういったご用件でしょうか?」

 そんなやり取りをしたわけですけど、出来たばかりの課だし、まさか全く関係無さそうなおっさんから声をかけられるとは思っていなかったんでしょうね。職員の方が困惑しているのを感じました。

 いや私も、自分がその担当職員さんの立場ならたぶん困惑すると思いますけどね。(笑)


 そんな空気読めないK介ですが、話を進めていきます。


「実は、とあるサイトにて数日前に偶然喜多方ラーメンに関してのエッセイが掲載されていたんですよ」

「はぁ……」

 職員さんは、まだピンときていらっしゃらない様子です。私はそこでごそごそとスマホをいじりだし、そのサイト(もちろんなろうですけどね(笑))で、先日掲載したエッセイをその担当職員さんへスッと見せます。


「これですか?」

「これです」

「…………」

「…………」

 ちょっととした時間職員さんが読んでくださってます。その間私はドキドキですよ。だって自分で書いたモノの『生』な感想が来るかもしれないので。

 すると職員さんは顔を上げまして、しばらく私の顔を見た後に「少々お待ちください」と声をかけられて、席を立つと奥の方へと歩いて行かれました。


 変なクレームとかしに来たのかな?とか思われてたらどうしようとか思っても、「待っててください」と言われたので逃げ出すこともできず、窓口にて座って待っていたのですけど、少し経つと担当してくれた職員さんではなく、とても優しそうな男性の方が私の前の椅子に腰を下ろしました。


「お待たせいたしました。私はこのラーメン課の課長をしております○○と申します」

「え!? か、課長さんですか!?」

 スッと名詞を渡されましてですね、そこに書かれた役職とお名前を確認すると、確かに『課長』と書かれています。


――え~……課長さん来ちゃったよぉ~……。

 はいさすがに課長さんが来られるとは思って無くてですね、私はこういう感想を持っていらっしゃる方が多いみたいですよ――的な話を出来ればよかっただけなのですけどね。予想外ですよ。


「それで、少しお話を聞いたのですけど、エッセイですか? どのような内容のものなのでしょうか?」

「あ、はい。……読んでみて頂けますか?」

「はい。拝見させていただきます」

「……どうぞ」

 時間が経ってブラックアウトしてしまっているスマホの画面を操作して、先ほど読んで頂いた画面を再び課長さんへと向ける。


「…………なるほど」

「……はい」

「失礼ですけど、こちらのエッセイはどうしてお知りになられたのですか?」

 課長さんにそう訊ねられてちょっと考えましたね。


――これってどう答えようかな? うぅ~ん……このサイトの読者なので偶然見つけました? それとも……。

 考えたのですけど、結局はちゃんと説明するにしても、筆者の事を聞かれるかなと思ったので、思い切ってみます。


「私が……書いたものです」

「え!?」

「その……小説サイトなどに寄稿しております。その作品の中の1つで、偶然このラーメン課さんが発足したとニュースになる2日程前に、そのサイトに掲載した作品となります」

「そうですか……ふむ……」

 またじっくりと読み返してくださる課長さん。


「それでですね、割と読者の方から反響というか……感想などが多く寄せられまして、喜多方のラーメンに関して皆さん……全国の皆さんが、どのような事を思っているのかなどを知っていただけるかなとおもい、本日はお声がけさせて頂いた次第です」

「そうでしたか……。感想というのはどのようなものですか?」

「お読みになられますか?」

「宜しければ」

「こちらになります」

 スマホを操作して、皆さんの感想を課長さんに読んで頂きました。(2日連続掲載したエッセイの分です)


「ありがとうございます」

「こちらこそ」

「やっぱり皆さん喜多方ラーメンに関してあまりよく分かっていらっしゃらないんですね。関東や関西圏などにも最近は喜多方ラーメンのお店があるとお聞きしているのですけど」

「そうですね、実は関西圏と言っても兵庫県周辺まではフランチャイズのお店があるようですが、それ以西には喜多方ラーメンを謳うお店は無いようですから、知られていないというのも分かる気がします」

「大変貴重なご意見とお話しをありがとうございました」

「いえ……」

 読んでいたスマホを私に返却してくださる課長さん。



「それでなのですけど……」

「はい?」

「このラーメン課というものに関してですけどまたエッセイにしていいですか? 黙ってお名前を使用するという事はしたくないと思いまして、確認を取らせていただきたいのですけど」

「もちろん構いませんよ。というかですね……」

「はい?」

 ちょっと考えるそぶりを見せる課長さん。


「実はこのラーメン課はですね、そば課と一緒になっているんです。そこでなのですけど、そばに関しても今後は書いていただく事はできますか?」

「書けるのは書けるのですけど、私は喜多方ラーメンに関しては数十年住んでいるもので書けるのですが、そばに関してはあまり知識がないものでして……」

「いえいえ。ラーメンやそばなど、『喜多方のもの』と書いていただけるだけで、皆さんの目に留まることがあるのですから、気になさらずに書いていただければと思います。そしてこの課のことも、もちろん書いていただいて構いませんよ」

「ありがとうございます!! そばに関しても書けるように知識を付けますので、宜しくお願いします」

 課長さんと二人でお互いに礼をしつつ、私は席を立ち帰路へと向かうために歩き出しました。



 というわけで、課長さんから課のお名前を使用してもいいと許諾を頂いたので、今回のエッセイを書いております。(*^▽^*)


 因みにですね、作中でラーメン課・そば課と簡潔な名称で言っていますけど、正式名称はですね、『喜多方市産業部 観光交流課・喜多方ラーメン課・そば課』という名称らしいです。


 喜多方ラーメンに関しても、これからも何か発信していけたらなと思ってますし、そばに関しても情報を発信したいと思います。

 実は会津ってそばも割と作っているし、名の知れた産地やお店などもあったりするんですよ。

 

 

 という事で、今回のお話はいかがだったでしょうか?

 課長さんとお話しするという思わず緊張した瞬間のお話しと、ラーメンと蕎麦に関するお話し、そして皆さんの感想もラーメン課課長さんに読んで頂きましたというご報告です。

 長くなってしまいましたが、ここまでとします。お付き合いいただきありがとうございました。



 



 

お読み頂いた皆様に感謝を!!


 ついでに行ったつもりだったんですが、結構時間を使って話し込んでしまいました。

 暖かく迎えてくださった課の皆様並びに、快く課のお名前を使用することを承諾くださった課長さん、本当にありがとうございます。そしてお邪魔いたしました!! m(__)m


 今後もPR出来るように頑張って情報出していきますね!!

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― 新着の感想 ―
[一言] こんにちは。 役所に行って、突撃インタビューですか!? すごい! すごいフットワークの軽さ! それに対応した役所の課長さんもすごい! そば。 そう言えば、喜多方に旅行に行った時、宿泊先で…
[良い点]  喜多方ラーメンはねえ、幼少の頃(年齢バレるが)つくば万博で食べたものが凄く美味しかった記憶が。  そこからラーメン好きになった。  シンプルだけど旨味とコクのあるスープがツルツルなのに麺…
[一言] これは素晴らしい!! 夢が広がるエッセイをお書きいただきありがとうございました<m(__)m>
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