プロローグ
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8/8 若干変更しました。
"はるか昔神代のころ、世界を壊さんとする影が現れた。影は神をも凌駕する力で暴れまわり、大地を削った。神たちは影に対抗する光を生み出し、影を封印した。そして、光に影を見張るように申し付けた。光はやがて人を生み出し、魔法を与えて影を共に見張るようになった。初めに生み出された5人はそれぞれ人々をまとめていった。五柱国、アルセナーレ王国/闘牙国セヘル/神聖国ジャスミナ/フェルタス自治国/メルト共和国である。"(皇国書第一節より抜粋)
人間が生まれてから1000年後、光の力が弱くなったころ、影はついに動き出し、魔物と言われる異形の怪物を生み出していった…。
そこで五柱国の研究者は、民衆を、国を、世界を守り、影に対抗するために五強と呼ばれる竜族、精霊族、九尾族、風狼族、霊族らの力を人族に注ぎ込むことで大きく強化して"勇者"と呼ばれる者たちを作り出した。
そうして生まれた5人の勇者たちはアルセナーレ王宮筆頭魔導士・星条輝羅をお供として旅立っていった。
旅は順調に進んでいったように見えた。だが、たった一つ、問題があった。
何かって?勇者は弱かったのだ(キラから見て)。元の人間の強さと竜族たちの力とが反発しあい、かえって弱体化してしまったとキラは考えている。
とにかくこれは勇者をどうにか強化しようとするキラと勇者の目線で描く物語である。
現在のパーティー
パーティー名:聖域(仮)
前衛…聖剣士ラケル・ヒューム(with風狼族)/拳闘士エルク・ヴァン・セヘル(with竜族)
中衛…魔拳士イヴァン・セル(with九尾族)/魔導士キラ・セイジョー(転生者の末裔)
後衛…回復術師エウラ・リエル(with精霊族)/支援術師リア・シャウナ(with霊族)
読んでくれてありがとう。