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異世界に転移した俺は冒険者になろうと思います  作者: 樋原けい
第一章 結城夏飛は街をめざす
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第五話 夏飛は語る

ここから先は、結城夏飛の独り言です。

彼の思っていることが語られます。



どうも皆さんこんにちは、


結城夏飛です。

先日ゴブリンキングを討伐しこの森の守護神に会った男です。


さて、私が今回思っていることは、ずばり、、、




『近くの街1000km問題です』


大変なことになって参りました。

1000kmって何?

日本にいた時そんな歩いたことないよ?


泣いちゃいそう……


こほんっ!

気を取り直して、、、、


私は考えました。



あっ!【スキル創造(クリエイト)】があるじゃないか、

と。


創造する前に一度ステータスを確認してみました。


ぱっ!と目に入ったのは【鑑定眼】でした。

なぜこの時、鑑定眼が目に入ったかは定かではありませんが、

私は、【鑑定眼】を使用し、自分のスキルの詳細が分かるのではないかと考えました。


そして、それは《固有能力》もみれるのではないかと……


次にとった行動は、【火球】の鑑定でした。




えぇ、出来ましたよ。

【鑑定眼】ですから、

火球は火系の魔法で最も覚えやすいものでした。

扱いも簡単で使い方次第では、生活以外でも使えるものだ、と。


その時私は思いました。


俺が最初に使った魔法って生活に使うものだったんだ!って。

確かに最近じゃ魔物の肉を焼く時にしか使ってないな、って、、


それでも、命を救った魔法であることは変わりないのでよしとします。


次に【スキル創造】を鑑定してみました。




出来ました。

鑑定眼半端ないっすわ


詳細をみると大変なことに気づきました。

なんど目を擦ったことか、、、



【スキル創造】の横に42/50と


あっれ〜今までなんでそんな大事なこと隠してたの?

この時鑑定しといて本当に正解でした。

日本にいた時、異世界ものをよく見てましたが、そういうキャラクターと比べても


俺の能力、最強クラスじゃね?


なんて思っていました。

でも、、、ちゃんと上限がありました……。




よかったー

適当に訳のわかんないスキル創造しなくて!


とにかく俺はあと42個しかスキルが創造出来ません。

あと42個じゃなくて、、、


まだ42個だろ!!と言う声が聞こえてきますが、

まぁ………ね。



慎重に使わないと後で痛い目をみるので、安易にスキル創造をしないよう心掛けたいと思います。


【スキル進化】に期待ってことでよろしくお願いします。




そして、俺はここで残り42個のうちの2つを使います。

さっき使わないって言ったじゃんだって?

まぁまぁ落ち着いて、


何に使うかって?


【隠密】と【インベントリ】

これは必要な出費でしょう。



だってあったら便利じゃん…

まぁこれからどうなるか分からないし今はこのくらいにしておきます。



〖残り40個〗


話が脱線しましたが問題は1000kmの道のりをどうするかです。

カルハさんには楽しいに決まってるとか言いましたが、


1人で1000キロはキツイって!!!


旅行でもなんでも出かける時って言うのは複数で行くに限るんですよ。


えっ?

お前はもう1ヶ月以上誰にも会わずに森で過ごしたじゃないかって?


これとそれとは話が違うんですよお客さん。


ゲームって1人でできますよね?

ゲームしてる時のレベル上げって1人で黙々とやって最後に

どーーん!と見せんのが楽しいじゃないですか、

圧倒的実力で相手を倒す。

これですよ



俺は今その状態

1人でレベル上げをして強くなり、ギルドで

どーーん!

これですよ。これがやりたいんですよ俺は。

その後は実力隠してなんてのも面白そぅ……。


つまり考え方の違い

旅行を1人でする人も沢山いるけど俺は絶対、途中で飽きる。


そこで俺は考えました。



何も思いつかなかったので諦めて歩くことにします。


道中、面白いことが起こると、、、

信じています。


さて出発の準備をして、





出かけるとしますか。




カルハさんに明日には出発すると言っておきながら結局数日残ってにいたのはここだけの話。


















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