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異世界に転移した俺は冒険者になろうと思います  作者: 樋原けい
第一章 結城夏飛は街をめざす
3/12

第三話 ゴブリンキング討伐

「俺は、今日こそあいつらを倒す」


(どうも、結城夏飛です。

今日は、魔の森(適当に俺が名付けた)にきています。

さて、本日私が討伐する予定のモンスターは、

ゴブリンキング&ゴブリンエンペラーです。


えっ、まだまだレベル差がありすぎるだろって?

いえ、今の私のレベルは142です。

それでも差があるだろって?

ふふっ私は取っておきを用意しています。

まぁ、それも通じなかったら【転移Lv5】で逃げます。

今のレベルの転移だと1キロ以内の行ったことのある場所に転移できます。

これなら逃げきれる……


よね?


気を取り直して、本日の作戦は、

まず、ゴブリンキングを1体討伐します。

そして、レベルアップをしてそのままエンペラーに挑む。

そんな感じです。


ちなみにゴブリンキングは2体います。

俺がぶっ飛ばそうとした奴と、エンペラーと一緒にいる奴。

そいつらのうちエンペラーと一緒にいるやつは無理なので、俺が最初にぶっ飛ばそうとした奴を狙っていきたいと思います。


エンペラーと一緒にいる奴は、Lv100と俺より低かったのですが

エンペラーがいるんで今は無理。

そういうことです。


と、いうわけで早速キングを見つけていきたいと思います)


「キングさんキングさん手のなる方へ」


俺はそんなことを言いながら手をはたく。

ガサッッガサッ

バキッ

バキィーー


(木が折れる音が聞こえる。近くにいるな)


俺は息を潜め慎重に探す。

ビビってるわけじゃないよ。

まじで。

信じてね。


(一度は、逃げ…戦略的撤退を強いられたんだ。もうあんなことしないぞ!)


なおも俺は慎重にキングを探す。

そして、


(い、いた!なんだキングさんも狩りをしてたんですね)

目の前でキングがウルフ狩りをしていた。


「隙ありーー!くらえ、我が右手に集いし黒より黒き漆黒の炎【炎帝飛龍火炎】」


そう、これこそが夏飛の取っておき。

雷帝よりも高火力且つ範囲も広いスキルだ。

名前の通り火が龍の姿となり辺りを燃やし尽くす。

だがMPが1000持っていかれるため、連発ができない。

今は雷帝が連発できるくらいのMPがある。

だか、【転移】は、距離が遠くなればなるほどMPの消費が激しい。ので、雷帝も今は使わないのが得策だろう。


「やっ、やったか」


夏飛さんそれは言っちゃダメですよ。

先程から、ちょくちょくあほなところがある。

わざわざ大声でスキル詠唱したり、フラグをたてたり、

ちなみにスキルは詠唱なしで使える。

【スキル創造】の際一度、具体的なイメージを持たせるために詠唱が必要であって普段は特に言う必要がない。

スキル名だけで十分である。


「グッワーーァァァァー」

「これは決まった!完全に決まった!」

「グワーーーーー!!!!」

「くっまだ立っていられるのか…」


俺の額に汗が流れる。

バタッ


が、しかしそんな心配は杞憂だったようだ。


【Lvアップ】

【Lvアップ】

【Lvアップ】

しばらく続いた。


【Lvアップ】


「……お、おわったかな?…終わったぽいな!よし、ステータスオープン!」

ブォン

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【結城夏飛】

【17歳】

【Lv214】

【MP5720/6720】

《スキル》

【言語理解】【経験値10倍】【全属性魔法Lv70】

【火球】【水球】【風刃】【雷帝】

【鑑定眼】【転移Lv10】【炎帝飛龍火炎】

《固有能力》

【Lv上昇】【スキル進化】【スキル創造】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「おーー!めっちゃレベル上がってる!」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【経験値10倍】が進化できます

進化しますか

YES/NO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「おぉっ、ついに進化が…初めてだな」


俺は迷わすYESを選んだ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【経験値10倍】を進化します

完了しました

【経験値10倍】は

【経験値20倍】に進化しました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「おおー、って、え、20倍…、いや、ありがたいけど、もっとこう100倍くらいかと」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【経験値20倍】を退化させますか

YES/はい

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「すみません。調子乗ってました。許してください」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次はありません

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(えっ、なにこれ怖、まじでごめんなさい)


【スキル進化】からものすごい圧を感じた。

私、自我ありますよと言わんばかりの。


「さてと、今ならエンペラーにも勝てる気がするな」


俺は気合いをいれる。

そして、


「討伐開始だ」

そういうとエンペラーに討伐に向けて歩き出した。


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