表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/52

41話:大森林開拓記 1

思い立ったが吉日――とジュディが言っていた――、翌日俺たち三人は、ラファエルに見送られて大森林に転移した。


 念の為、俺ではなくラファエルが転移魔法を使う。

転移(テレポート)

 

 立ち上った眩い光が薄れると、立ち並ぶ木々が目に入った。


「森だー! ……海が良かったです」

「海で何するんだ?」

「肌を焼いたり泳いだりとか、しないんですか?」

「海で泳いでモンスターに食われる事故は年に何十件も起きてるぞ?」

「じゃあプール作ってください」

「プール?」

「海の代わりに泳ぐ場所です」

「へえ、とりあえずこの辺に作ってみるか。――そういえばガーライルは?」

 

 俺とジュディは辺りを見回す。

 目に入るのは、木々ばかり。


「いませんね」

「ラファエルが魔法をミスったのか? 信じがたいな。……まあいいや、いてもいなくても大して変わらん」

「あなたみたいですね」

「俺、あいつよりは役に立つと思うぞ?」

「あっちのほうが大きいから荷物持ちにも弾除けにも使えますよ?」

「ねえ、お前にとって俺の存在意義って何なの?」

「…………」


 ジュディはしばらく悩む素振りを見せたあと、妙に明るい声で言った。


「――さあ、開拓を始めましょう」

「思いつかなかったのかよ!」


 近くの木から鳥が飛び去っていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ